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2024/02/05 - 田中化研(4080) の関連ニュース。■フォーサイド <2330> 108円 (+30円、+38.5%) ストップ高 フォーサイド <2330> [東証S]がストップ高。同社は1日取引終了後、人工知能(AI)領域での新たな事業を開始するため子会社「AI Tech Solutions」を15日に設立する予定だと発表。これが材料視されたようだ。AIに知見のある人材の採用や企業との協業で事業を推進し、既存事業で培ったノウハウ、取引先や顧客とのネットワークなどを活用することでグループシナジーを生み出し、収益基盤の拡大を目指すとしている。

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4080東証スタンダード

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前週末2日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2024/02/05 05:30

フォーサイド <2330>  108円 (+30円、+38.5%) ストップ高

 フォーサイド <2330> [東証S]がストップ高。同社は1日取引終了後、人工知能(AI)領域での新たな事業を開始するため子会社「AI Tech Solutions」を15日に設立する予定だと発表。これが材料視されたようだ。AIに知見のある人材の採用や企業との協業で事業を推進し、既存事業で培ったノウハウ、取引先や顧客とのネットワークなどを活用することでグループシナジーを生み出し、収益基盤の拡大を目指すとしている。また、この子会社がAI開発などを手掛けるAICE(東京都文京区)と業務提携することもあわせて発表している。

日テレHD <9404>  2,151円 (+400円、+22.8%) ストップ高

 東証プライムの上昇率トップ。日本テレビホールディングス <9404> [東証P]がストップ高。2000円の大台に乗せ、2017年1月以来、およそ7年ぶりの高値圏で推移した。1日の取引終了後、株主名簿外の外国人株主が配当を受け取れるように6月の定時株主総会において定款変更を提案すると発表した。あわせて、取得総数500万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.93%)、取得総額70億円を上限とする自社株買いを5月31日までの間、実施することも発表。これらを好感した買いが集まった。同社は放送法に基づき、外国人の議決権割合が20%以上となる場合に、一部の外国人株主に対し株主名簿への記載を拒否している。株主名簿への記載を拒否された「外国人持株調整株式」を定款変更により配当支払いの対象とし、外国人投資家が企業価値を適正に評価できるよう環境を整える。これまでは議決権計算に伴って配当を受け取れる外国人株式が減少するリスクがあり、自社株買いが困難な状況にあったが、今後は機動的な自己株式取得の実施も可能にしていく。同社は24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結決算も開示した。売上高は前年同期比0.2%増の3062億1900万円、経常利益は同4.9%減の370億6000万円だった。

ネクソン <3659>  2,806円 (+500円、+21.7%) ストップ高

 東証プライムの上昇率3位。ネクソン <3659> [東証P]がストップ高。中国国家新聞出版署が2日、海外オンラインゲームの32タイトルについて、2024年のライセンスを承認したと発表した。このなかに、ネクソンが手掛ける「アラド戦記(中国名:地下城与勇士)」の名が記載されており、収益貢献を期待した買いが集まったようだ。「三国志」シリーズのコーエーテクモホールディングス <3635> [東証P]も急反発となった。

田中化研 <4080>  1,004円 (+150円、+17.6%) ストップ高

 田中化学研究所 <4080> [東証S]がストップ高。1日の取引終了後、24年3月期の単独業績予想について、営業利益を10億円から27億円(前期比52.2%増)へ、純利益を8億3000万円から20億円(同55.0%増)へ上方修正し、あわせて無配としていた期末一括配当予想を4円に引き上げると発表したことが好感された。第3四半期時点で販売数量が想定を下回ったことに加えて、主原料であるニッケル及びコバルトの国際相場が下落基調で推移したことから売上高は640億円から470億円(同18.5%減)へ下方修正したが、減価償却費及び労務費などのコストが想定よりも減少したことに加えて、相場関連損益を9億円収益計上したことも寄与する。なお、配当は13期ぶりの復配となる。同時に発表した第3四半期累計(23年4-12月)決算は、売上高359億2500万円(前年同期比19.5%減)、営業利益22億5400万円(同10.0%減)、純利益17億2800万円(同20.0%減)だった。

ABEJA <5574>  4,740円 (+685円、+16.9%) 一時ストップ高

 ABEJA <5574> [東証G]が続急騰、一時ストップ高となった。2日、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が公募した「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/ポスト5G情報通信システムの開発」に、同社が提案した「LLMの社会実装に向けた特化型モデルの元となる汎化的LLM」が採択されたと正式発表しており、これを好感した買いが入った。公募事業は、日本国内におけるポスト 5G情報通信システムの開発・製造基盤強化を目指し、中核となる技術を開発する事業。今回の採択により、同社は日本語LLM(大規模言語モデル)及び周辺技術の研究開発を行うとともに、主にLLMの構築に必要な同社が支出する計算コストについて、NEDOから7億円規模の助成金の交付を受ける予定という。なお、計算コスト及び助成金は24年8月期業績予想には含まれておらず、業績へ与える影響は未定としている。

フィードワン <2060>  1,019円 (+120円、+13.4%)

 東証プライムの上昇率6位。フィード・ワン <2060> [東証P]が7日続急騰。2日午前11時半、24年3月期の連結業績と配当予想の修正を発表。最終利益の見通しを23億円から48億円(前期比4.7倍)に引き上げ、過去最高益の更新を見込む。年間配当予想についてはこれまでの計画から2円増額の27円(同2円増配)に見直しており、材料視されたようだ。飼料事業と食品事業の収益環境が大幅に改善し、影響を業績予想に反映した。一方、今期の売上高予想は3230億円から3130億円(同1.7%増)に引き下げた。

オプティマス <9268>  3,210円 (+364円、+12.8%)

 オプティマスグループ <9268> [東証S]が4日ぶり急反騰。同社は2日の朝方、オーストラリアの自動車総合物流企業であるオートケア・サービスの全株式を子会社が取得すると発表。株式取得日は4月1日を予定しており、これによる業容拡大などが期待されたようだ。これはオーストラリアでの事業領域の拡大と同市場に適したバリューチェーンの構築を図ることが主な目的。昨年買収した新車ディーラーのオートパクトや中古自動車の輸入・販売をはじめとした既存事業との連携により、オーストラリアモデルの構築を加速することが可能になるとしている。

フタバ <7241>  1,012円 (+98円、+10.7%)

 東証プライムの上昇率8位。フタバ産業 <7241> [東証P]が3日続急騰。トヨタを筆頭株主とする自動車部品メーカーで売上高の7割以上をトヨタ自動車 <7203> [東証P]向けで占めている。業績は絶好調で24年3月期営業利益は大幅過去最高更新が見込まれているが、合理化による利益率改善が進み足もとでは会社側の想定を更に上回って推移しているもようだ。そうしたなか、1日取引終了後に今期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の150億円から190億円(前期比2.5倍)に大幅増額した。これを受けて投資資金が集中する格好となった。

ソシオネクス <6526>  3,713円 (+288円、+8.4%)

 ソシオネクスト <6526> [東証P]が急反発。売買代金も増勢で全市場を通じてレーザーテック <6920> [東証P]に次ぐ第3位となった。半導体設計大手で、次世代半導体の本命と目されるSoC(システム・オン・チップ)をファブレス形態で供給する。足もとの業績も絶好調で23年4-12月期は営業利益段階で前年同期比67%増の279億4400万円と大幅な伸びを達成、通期見通しも従来計画の290億円から315億円(前期比45%増)に増額修正しマーケットの耳目を集めた。世界的な生成AI市場の急拡大で3ナノ品など先端半導体に対するニーズが高まっており、同社の成長性が改めてクローズアップされている。また、指標面でROEが20%弱と高いことも、同指標を重視する海外投資家の実需買い攻勢につながっているもようだ。一方、海外ヘッジファンドによる貸株調達による空売りが溜まっており、「強制的なショートカバーが足もとで株価上昇ピッチを強める背景となっている」(ネット証券マーケットアナリスト)という指摘もある。

ビプロジー <8056>  4,594円 (+336円、+7.9%)

 BIPROGY <8056> [東証P]が急反発。1日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を3500億円から3680億円(前期比8.3%増)へ、営業利益を325億円から340億円(同14.6%増)へ、純利益を220億円から235億円(同16.3%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を45円から50円へ引き上げたことが好感された。国内の情報サービス市場で、デジタルトランスフォーメーション(DX)領域を中心に企業の強い投資意欲が継続していることに加えて、足もとの受注環境を考慮したという。なお、年間配当予想は95円(前期80円)になる予定だ。同時に発表した第3四半期累計(23年4-12月)決算は、売上高2588億7500万円(前年同期比12.6%増)、営業利益241億3400万円(同22.9%増)、純利益181億5600万円(同33.8%増)だった。

ゼリア新薬 <4559>  2,196円 (+154円、+7.5%)

 ゼリア新薬工業 <4559> [東証P]が急反発。1日の取引終了後に23年4-12月期連結決算を発表し、売上高は前年同期比12.0%増の579億1900万円、純利益は同40.8%増の84億2300万円だった。通期の純利益計画(70億円)を大きく上回って着地しており、これを好感した買いが集まった。医療用医薬品事業が主に欧州向けで伸長。コンシューマーヘルスケア事業では主力の「ヘパリーゼ群」の売り上げが拡大したほか、「コンドロイチン群」も好調だった。前期に為替差損を計上した反動も寄与した。なお、通期見通しは据え置いた。

アマノ <6436>  3,680円 (+233円、+6.8%)

 アマノ <6436> [東証P]が5日続急伸。同社は2月1日大引け後に決算を発表、24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比36.7%増の134億円に拡大し、通期計画の185億円に対する進捗率は5年平均の58.3%を上回る72.8%に達したことで好感されたようだ。

亀田製菓 <2220>  4,475円 (+250円、+5.9%)

 亀田製菓 <2220> [東証P]が3日続急伸。2日午後1時30分ごろに発表した第3四半期累計(23年4-12月)連結決算は売上高701億3600万円(前年同期比2.4%減)、営業利益28億9500万円(同7.5%減)と減収、営業減益となったものの、10-12月期では営業利益は41.8%増となっており、直近四半期の業績好転を好感した買いが入った。米菓事業で商品の価格改定や規格変更を実施した効果に加えて、「無限」「亀田の柿の種」「ハッピーターン」「亀田のつまみ種」の重点4ブランドの成長に向けたセールスプロモーション活動や生産能力増強によりプロダクトミックスの改善に取り組んだことなどが奏功した。なお、24年3月期通期業績予想は、売上高975億円(前期比2.6%増)、営業利益45億円(同26.2%増)、純利益33億円(同74.3%増)の従来見通しを据え置いている。

日ガス <8174>  2,391.5円 (+127.5円、+5.6%)

 日本瓦斯 <8174> [東証P]が急反発。1日の取引終了後、取得総数180万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.6%)、取得総額35億円を上限とする自社株買いの実施を発表。株主還元姿勢を評価した買いが入ったようだ。取得期間は2月2日から7月31日。あわせて開示した24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結決算は、売上高が前年同期比4.1%減の1346億7300万円、最終利益が同59.3%増の66億8100万円だった。

エネチェンジ <4169>  1,107円 (+43円、+4.0%)

 ENECHANGE <4169> [東証G]が大幅反発。2日、ビル・マンションの総合管理事業などを展開するTAKUTO(大阪市中央区)と、EV充電器の設置拡大で協業することで合意したと発表しており、好材料視された。関西を中心に関東、中部圏で3万5000戸以上の賃貸マンションを管理するTAKUTOのネットワークを生かし、賃貸マンションのオーナーに対して、EV充電器の導入を提案するとしている。

ローム <6963>  2,690.5円 (+99円、+3.8%)

 ローム <6963> [東証P]が大幅続伸。1日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を5000億円から4700億円(前期比7.5%減)へ、営業利益を530億円から440億円(同52.3%減)へ、純利益を590億円から480億円(同40.3%減)へ下方修正したが、株価に織り込み済みとの見方が強くアク抜け感から買われたようだ。SiCパワー半導体などの主力製品は堅調に推移している半面、注力の自動車市場は毎四半期の売り上げは増加しているものの、想定を超える自動車関連部品の在庫調整により年間成長が限定的となっていることが要因。また、産業機器市場及びコンピューター&ストレージ市場で在庫調整と需要低迷が長引いていることも響くとしている。同時に発表した第3四半期累計(23年4-12月)決算は、売上高3551億2600万円(前年同期比9.0%減)、営業利益406億4900万円(同46.1%減)、純利益451億200万円(同33.6%減)だった。

コナミG <9766>  9,142円 (+296円、+3.4%)

 コナミグループ <9766> [東証P]が大幅反発。1日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を3280億円から3430億円(前期比9.1%増)へ、営業利益を600億円から720億円(同55.9%増)へ、純利益を410億円から510億円(同46.2%増)へ上方修正したことが好感された。主にデジタルエンタテインメント事業で、昨年11月に発売した国民的ボードゲームシリーズ「桃太郎電鉄」の最新作「桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~」をはじめとする主力タイトルの収益が計画を上回っていることが要因という。なお、第3四半期累計(23年4-12月)決算は、売上高2530億9600万円(前年同期比11.6%増)、営業利益596億800万円(同58.9%増)、純利益444億9500万円(同61.4%増)だった。

双日 <2768>  3,592円 (+111円、+3.2%)

 双日 <2768> [東証P]が大幅反発。2日午後0時30分ごろ、24年3月期の連結業績予想について、最終利益を950億円から1000億円(前期比10.1%減)へ上方修正し、期末配当予想を65円から70円へ引き上げことが好感された。石炭価格が従来予想に対して、引き続き高値で推移していることが要因としている。なお、年間配当予想は135円(前期130円)としている。同時に発表した第3四半期累計(23年4-12月)決算は、売上高1兆7881億円(前年同期比7.1%減)、最終利益752億1500万円(同30.8%減)だった。

大塚商会 <4768>  6,388円 (+170円、+2.7%)

 大塚商会 <4768> [東証P]が反発。1日の取引終了後、3月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表したことが好感された。投資単位当たりの金額を引き下げることで、投資家により投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大と株式の流動性向上を図ることが狙いとしている。また、同時に発表した24年12月期連結業績予想で、売上高1兆260億円(前期比5.0%増)、営業利益685億円(同8.8%増)、純利益476億7000万円(同0.5%増)と2期連続で営業最高益更新を見込み、年間配当予想で70円と実質増配を予定していることも好感された。堅調な企業のIT投資需要を背景にシステムインテグレーション事業の伸長を見込むほか、サービス&サポート事業で、オフィスサプライ通信販売事業「たのめーる」の競争力強化などでストックビジネスの増加を狙う。なお、23年12月期決算は、売上高9773億7000万円(前の期比13.5%増)、営業利益629億5900万円(同15.0%増)、純利益474億4800万円(同18.6%増)だった。

エアウォータ <4088>  1,974.5円 (+33円、+1.7%)

 エア・ウォーター <4088> [東証P]が反発。2日午前11時ごろに24年3月末時点の株主から株主優待制度を拡充すると発表しており、好材料視された。現行制度に加えて、新たに保有株数100株以上1000株未満の区分を追加し、1500円相当のグループ製品を贈呈するという。なお、1000株以上を保有する株主に対しての優待内容には変更はない。


※2日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探

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