カーバイドが大幅反発、１８年３月期営業利益は計画上振れし期末配当を１０円増額

　日本カーバイド工業<4064.T>が大幅反発。２５日取引終了後、集計中の１８年３月期業績について、営業利益が従来予想の３０億円から３２億円（前の期比２４．２％増）へ、純利益が２２億円から２７億円（同４．３倍）へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。

　売上高は５０５億円（前の期比２．０％増）で据え置いたものの、東南アジア地域でのステッカーなどが好調に推移し、利益を押し上げた。加えて、法人税などの還付や繰延税金資産の増加などが寄与し、純利益を積み増した。また、業績上振れに伴い、従来２０円を予定していた期末配当を１０円増額して３０円にするとあわせて発表した。

出所：minkabuPRESS