日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時40610円まで買われる場面もみられ、昨年12月27日につけた直近戻り高値40460円を突破してきた。戻り高値突破でショートカバーを誘う動きから上へのバイアスが強まりやすい一方で、ボリンジャーバンドの+2σ(40460円)を上回ってきたことで、短期的には過熱感が警戒されやすく、強弱が対立しやすい水準である。そのため、買い一巡後は売り買いが交錯しやすいなか、押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。
また、先週末の日経平均株価は日銀会合の結果判明後に40279.79円まで上げたが、その後は植田日銀総裁の会見内容を見極めたいなかで持ち高調整の売りが優勢となった。会見内容は経済・物価の改善が続く見通しであれば追加利上げを検討する考えを示した。ただし、タカ派的な印象はなく、利上げペースについては毎回会合で各種データを基に判断していくと説明している。仕切り直しからボリンジャーバンドの+2σ(40356円)および、昨年12月27日の戻り高値40398.23円を突破してくるかが注目される。
ただし、今週から決算発表が本格化してくる。先週はニデック<6594>やディスコ<
6146>の下げがセンチメントを冷ます形となった。今週はファナック<6954>、日東電工<6988>、信越化学工業<4063>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>などが予定されており、決算内容を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすい。そのほか、先週は週末こそ上げ一服となったが、ソフトバンクグループ<9984>
が日経平均株価をけん引した。今週も同社の動向に関心が集まりやすいだろう。
<AK>
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