東京株式(前引け)=急反発、全員参加型でリスクオン相場加速
きょう前場の東京株式市場は、前日の米株高や為替の円安などを背景に主力株中心に幅広く買いが入りリスクオンの流れが鮮明となった。企業の決算発表に絡み好業績期待が日経平均を押し上げる格好となっている。先物主導のインデックス買いではなく、国内外投資家の実需買いの動きが一段と熱を帯びてきた。値上がり銘柄数は全体の6割弱にとどまっているが、前場の売買代金は1兆8000億円台と高水準で全員参加型の相場を想起させる。
個別ではソニー<6758.T>が売買代金トップで大幅高、東京エレクトロン<8035.T>も値を飛ばした。パナソニック<6752.T>、日本電産<6594.T>、日東電工<6988.T>なども高い。宮越ホールディングス<6620.T>、MARUWA<5344.T>がストップ高に買われ、J-POWER<9513.T>、第一工業製薬<4461.T>も大きく上昇した。半面、村田製作所<6981.T>が大幅安、三菱重工業<7011.T>も軟調。インフォマート<2492.T>が急落、保土谷化学工業<4112.T>、セントラル硝子<4044.T>、江崎グリコ<2206.T>も大きく下落した。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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