米系大手証券、苛性ソーダの値上げ交渉進展に関する電子材料セクターのリポートをリリース◇
同証券では報道を受け、アジア圏では旺盛な需要と限定的な供給増からPVC(ポリ塩化ビニル)や苛性ソーダの値上げが進んでいるが、国内へも波及し始めている点は好印象と評価。東ソー<4042.T>は国内最大手だが、年間生産量は約110万トンで、国内出荷向けは50万トンを超えることから、仮に10円/キログラムの値上げとなれば、50億円強の収益寄与と試算され、これは全社収益を5%程度引き上げる効果があるとしている。
また、トクヤマ<4043.T>の苛性ソーダの生産能力は50万トン/年、稼働率は90%超で国内向けが大半を占めることから、仮に10円/キログラムの値上げとなれば、16年度会社計画比で10%強の収益寄与と試算。カネカ<4118.T>の生産能力は36万トン/年で、10円/キログラムの値上げとなれば16年度会社計画比で10%弱の収益寄与と試算されるとしている。
さらに、そのほかの関連メーカーとして大阪ソーダ<4046.T>や東亞合成<4045.T>、日本曹達<4041.T>などがあるとしている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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