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2023/08/01 - 南海化学(4040) の関連ニュース。―7月は高騰銘柄が相次ぐが公募割れも増加、AI関連や金融株などに再評価余地― 2023年も8月相場に入った。全体市場は日経平均株価が33年ぶりの高値圏での堅調な値動きを続けている。ただ、大型株が強い値動きを続ける一方で中小型株の上値は重く、相場には二極化の傾向も強まっている。そんななか、 IPO市場の動向が注目されている。8月のIPOは2社のみと一気に減るが、7月までは上場企業数は多いものの、初値が公開価格を割り込む「公募割れ」も増えるなど明暗も分かれている。新規上場企業の登場が再び活発化する9月以降を前にIPO市場を分析してみた。

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23年IPO市場を探る、銘柄選別の波高まりパフォーマンス格差も広がる <株探トップ特集>

配信元:株探
投稿:2023/08/01 19:30

―7月は高騰銘柄が相次ぐが公募割れも増加、AI関連や金融株などに再評価余地―

 2023年も8月相場に入った。全体市場は日経平均株価が33年ぶりの高値圏での堅調な値動きを続けている。ただ、大型株が強い値動きを続ける一方で中小型株の上値は重く、相場には二極化の傾向も強まっている。そんななか、 IPO市場の動向が注目されている。8月のIPOは2社のみと一気に減るが、7月までは上場企業数は多いものの、初値が公開価格を割り込む「公募割れ」も増えるなど明暗も分かれている。新規上場企業の登場が再び活発化する9月以降を前にIPO市場を分析してみた。

●23年の新規上場は100社超ペースに

 東京株式市場でのIPOは7月31日のLaboro.AI <5586> [東証G]でやや一服局面となる。8月の新規上場は9日のJRC <6224> [東証G]と30日のインバウンドプラットフォーム <5587> [東証G]の2社にとどまり夏休みモードに入る。例年IPO市場は9月から本格的に再始動する。

 今年は7月までのIPO銘柄数は54社と前年同月までに比べ10社強増加している。22年は年間で91社が上場したが、このペースが続けば「100社乗せの可能性も濃厚」(市場関係者)だ。100社超のIPOは21年の125社に続く水準となる。

●8月はJRCとインバウPFの2社が新規上場

 「今春以降、全体相場が盛り上がり、日経平均株価が3万円乗せとなるなか、企業の新規上場に対する意欲も強まった」(同)ことが大きいとみられている。7月は航空機エンジン部品を製造するAeroEdge <7409> [東証G]の初値が公開価格の3.5倍に跳ね上がったほか、AI(人工知能)を用いた計画最適化システムの開発などを手掛けるグリッド <5582> [東証G]の初値が約3倍と急騰した。また、AIを活用した睡眠解析技術を手掛けるエコナビスタ <5585> [東証G]、機械学習を活用したオーダーメイド型AIの開発のラボロAIなどが人気を集めた。

 8月のIPOでは、9日に東証グロース市場にJRCが登場する。同社は屋外用ベルトコンベヤー部品の設計・製造・販売などを手掛ける。ロボットによる自動化技術を活用するロボットSI事業も行っている。ファンドの売り出しが目立ち資金吸収額は80億円近くと大きい。また、30日には同じくグロース市場にインバウPFが上場する。同社は訪日旅行事業を手掛け、国内・海外用のWi-Fiレンタルなどを行っている。現時点で想定される資金吸収額は16億円前後だ。

●7月IPOでは公募割れ銘柄も目立つ展開に
 
 今年のIPO市場では、7月まででは東証プライム市場への直接上場は楽天銀行 <5838> [東証P]の1社にとどまっている。また、7月は前述のように大きく値を飛ばした銘柄も多いが、ナレルグループ <9163> [東証G]、トライト <9164> [東証G]、GENDA <9166> [東証G]、クオルテック <9165> [東証G]の4社の初値は公開価格を下回った。資金吸収額が大きかったりファンドの売り出しが目立ったりする銘柄の値動きは冴えず、初値時点でも急騰銘柄と上値の重い銘柄が分かれている。また、4月は3社、7月は2社のIPOが中止となり、フラーのような上場日の前日に取りやめを発表する企業もみられた。

 やはり日経平均株価が年初から3割近く上昇しているのに対して、小型株の値動きを示すマザーズ指数は7%程度の上昇と大型株優勢の地合いもIPO市場に影響を及ぼしているようだ。とはいえ、小型のIPO銘柄の初値の上昇率は依然として高いうえに、高成長が見込める銘柄の安値を拾えば中長期では大化けも期待できるという魅力は不変だ。

●直近IPOではカバーやArent、楽天銀など注目

 直近IPO銘柄を選別するうえでのポイントのひとつに、足もとの株価が初値を上回っているか、どうかがある。株価が初値以下の水準の場合、初値がシコリとなり上値が抑えられることが予想される。また、初値を上回っている銘柄は上場後も継続的な人気を集めているともいえる。

 23年のIPO銘柄で足もとの株価が初値を上回っているのは、公募割れ銘柄を除けば十数銘柄となっている。やはりAIやデジタルトランスフォーメーション(DX)などに絡む銘柄の人気は高くABEJA <5574> [東証G]やジーデップ・アドバンス <5885> [東証S]、7月上場のエコナビスタやラボロAIなどが堅調に推移している。3月上場のVTuber関連のカバー <5253> [東証G]、DX関連のArent <5254> [東証G]なども人気を集めている。宇宙ベンチャーのispace <9348> [東証G]やマーケティング支援のAnyMind Group <5027> [東証G]も底堅く推移している。

 また、金利上昇観測から金融関連株も見直されている。楽天銀や住信SBIネット銀行 <7163> [東証S]は堅調だ。更に、エアロエッジやハルメクホールディングス <7119> [東証G]、南海化学 <4040> [東証S]などは今後、初値奪回が期待できる水準での値動きとなっている。9月以降も中小型株は上値の重い展開となれば、相場の二極化状態は続くことが予想されるだけに、銘柄選別の重要性は以前にも増して高まっている。


■8月IPO 一覧
上場日 コード・上場市場 企業名(主幹事)
8月9日 6224・東G JRC(日興、みずほ)
 30日 5587・東G インバウンドプラットフォーム(SBI)
(注)東Gは東証グロース

株探ニュース
配信元: 株探

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