■SBIレオス <165A> 1,344円 (+300円、+28.7%) ストップ高
SBIレオスひふみ <165A> [東証G]がストップ高。21日取引終了後、従来未定としていた配当予想について中間・期末各27円20銭の計54円40銭(前期実績36円)に大幅増配すると発表。あわせて、9月30日を基準日に1株を8株に分割すると発表しており、これらを好感した買いが膨らんだ。期末配当は株式分割の後に実施されることになり、分割を考慮すると3円40銭となる。
■まぐまぐ <4059> 619円 (+100円、+19.3%) ストップ高
まぐまぐ <4059> [東証S]がストップ高。同社は21日取引終了後、1sec(東京都目黒区)と協業し、新ファンサイトプラットフォーム「MagOne(マグワン)」を開始すると発表。これが株価を刺激したようだ。マグワンは、クリエイターのための新たな情報発信基地、次世代のファンコミュニティーサイトとして利用できる新サービス。人工知能(AI)技術とビッグデータを活用したスポンサー企業とのマッチングや、NFTなどのブロックチェーン技術を使った新しいファンコミュニティーの形成、ECサイトでのオリジナルグッズの販売など、クリエイターの活動の幅が広がる支援を行うという。
■ビリングシス <3623> 1,472円 (+166円、+12.7%)
ビリングシステム <3623> [東証G]が急反騰。そのほかキャッシュレス決済ソリューションのネットスターズ <5590> [東証G]が大幅高となった。JR西日本 <9021> [東証P]が21日、新たな決済サービス「Wesmo!(ウェスモ!)」を2025年春にも開始すると発表した。スマホで買い物の支払いができる決済サービスに鉄道事業者が参入するのは初の事例となる見込み。鉄道事業者による市場参入がサービス展開の追い風となるとの見方から、関連銘柄に思惑的な資金が流入したようだ。GMOペイメントゲートウェイ <3769> [東証P]やスマレジ <4431> [東証G]も株価水準を大きく切り上げた。
■シェアテク <3989> 766円 (+80円、+11.7%) 一時ストップ高
シェアリングテクノロジー <3989> [東証G]が急反騰。同社はネット上で日常の困りごとを抱えるユーザーと専門業者をマッチングさせるサービスを展開しているが、24年9月期の営業利益が前期比3割増益を見込むなど業績は好調に推移している。そうしたなか、物言う株主として注目される英投資ファンドのアセット・バリュー・インベスターズが21日付で提出した大量保有報告書によると、同ファンドのシェアテクノロジー株の保有比率が5.20%となり、新たに5%を超えたことが分かった。保有目的は「純投資及び重要提案行為等を行うこと」としており、同社株の株式価値向上に向けた思惑が株価を刺激する格好となった。
■GENDA <9166> 2,299円 (+220円、+10.6%)
GENDA <9166> [東証G]が22日で12連騰を記録、更に上げ足も加速し一時249円高(12%高)の2328円と異彩高に買われ、上場来高値も更新した。アミューズメント事業を国内外で展開しM&A戦略などを駆使して業容拡大に余念がない。2020年にセガから取得したアミューズメント施設「GiGO」は店舗数の拡大によってトップラインの伸びが際立つ。25年1月期売上高は前期比80%増の1000億円を見込んでいる。また、増収効果を背景に営業利益も同30%増の70億円を予想している。今夏は記録的な猛暑に伴い屋内レジャーに人気が集まりやすいほか、米国では日本のゲームセンターが高水準の集客力を発揮していることも伝わっており、同社は6月に米国の無人ゲームコーナー運営会社の買収を発表していることもあって、上値を見込んだ投資資金の流入が加速した。
■HOUSEI <5035> 435円 (+41円、+10.4%) 一時ストップ高
HOUSEI <5035> [東証G]が急反騰、一時ストップ高となった。22日正午、プレリリース版である生成AIローコード開発プラットフォーム「imprai(インプライ)」のアップデートを発表し、手掛かり視されたようだ。ネット検索からチャットGPT-4oなどのエージェントを備えたAIアシスタントを搭載。最新の生成AIを活用した自社の業務改善アプリケーションなどの開発を、コーディング知識がなくても容易に行えるようになり、低コスト・短期間での開発と業務適用を可能にするという。
■セキュア <4264> 1,746円 (+115円、+7.1%)
セキュア <4264> [東証G]が急反発。同社は21日、ミナミ・エンタープライズが運営するパチンコホール「ココ・マックス店(栃木県宇都宮市)」に防犯カメラシステムを納入したことを明らかにしており、他店を含めた更なる納入拡大が期待されたもよう。また、同社は19日にイオンモール <8905> [東証P]と協働で、完全レジレス・無人店舗の実証実験を実施すると発表しており、これを改めて材料視する動きなどもあるようだ。
■ウェルネット <2428> 886円 (+56円、+6.8%)
ウェルネット <2428> [東証S]が3日続急伸。コンビニエンスストアなどの電子決済関連や収納代行を手掛けるが、新紙幣発行を契機に電子決済需要が一段と高まる方向にあり、同社のビジネスチャンスが拡大している。25年6月期はトップラインが前期比18%増の120億円、最終利益が同20%増の10億円と4期連続の増収増益を見込む。2016年4月に2250円(修正後株価)の上場来高値を形成するなど天井が高く、時価は長期トレンドでみた底値離脱初動にあり、上値余地を見込んだ継続的な資金流入が観測される。
■住友ファーマ <4506> 652円 (+41円、+6.7%)
東証プライムの上昇率10位。住友ファーマ <4506> [東証P]が急反発。SMBC日興証券が21日付で同社の投資評価を前回の「3(弱気)」から「2(中立)」に引き上げるとともに、目標株価も330円から600円に大幅増額しており、これが好材料視されたようだ。レポートでは、過活動膀胱治療薬「ジェムテサ」、前立腺がん治療薬「オルゴビクス」、子宮筋腫治療薬「マイフェンブリー」の基幹3製品の成長と追加の人員削減によって、26年3月期以降の継続的な黒字化確度が高まったと評価している。
■テクマト <3762> 2,351円 (+147円、+6.7%)
テクマトリックス <3762> [東証P]が7日続急伸。4-6月期好決算を発表した翌日8月1日につけた高値(2277円)を上回り年初来高値を更新した。同社の4-6月期決算は売上高が前年同期比20.0%増の137億6300万円、営業利益が同24.0%増の11億1300万円となった。主力の情報基盤事業で、サブスクリプション型のクラウド型セキュリティー対策製品の大型受注を含め新規案件の受注が好調だった。通期でも増収増益を見込み、過去最高業績を更新する見通しだ。好業績を背景に上値指向の動きを強めた。
■弁護士COM <6027> 3,610円 (+220円、+6.5%)
弁護士ドットコム <6027> [東証G]が急反発。同社は22日午前11時ごろ、NEC <6701> [東証P]と自治体向け文書管理支援で協業を開始したと発表しており、これが材料視されたようだ。10月から弁護士COMの契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン」と、NECが提供する「GPRIME(ジープライム)文書管理」が連携する予定。これにより、起案から作成、決裁、契約、保存管理など契約に必要な作業を一括で電子化し、契約事務の業務運用全体のデジタル化、エンドユーザーまで一気通貫でデジタル公文書を提供することが可能になるという。
■F&LC <3563> 2,593.5円 (+130.5円、+5.3%)
FOOD & LIFE COMPANIES <3563> [東証P]が急反発。同社が中国・北京市で初めて、回転ずし店「スシロー」を開業したと21日の取引終了後に国内メディア各社が報じた。開店初日は長蛇の列ができたと伝わっており、中国における店舗網の更なる拡大による業績押し上げ効果を期待した買いが集まったようだ。共同通信によると、東京電力の福島第1原発処理水の海洋放出を受けて中国が日本産水産物の輸入を全面停止するなかにあって、新店舗では中国産をはじめ世界各地の食材を活用。北京店の開業による中国での店舗数は45となった。回転ずしは現地で大人気となっているという。
■アイスタイル <3660> 513円 (+25円、+5.1%)
アイスタイル <3660> [東証P]が3日続急伸。出来高流動性の高さも際立っており注目度が高い。女性層を対象とした美容情報サイトを運営し、実店舗も展開するが、米アマゾン・ドット・コム
※22日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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