■ニューテック <6734> 1,358円 (+300円、+28.4%) ストップ高
ニューテック <6734> [東証S]がストップ高。1358円まで上値を伸ばし、年初来高値を大幅に更新した。13日の取引終了後、23年2月期の連結業績は売上高34億2400万円(前期比15.8%増)、経常利益3億9500万円(同33.9%増)になりそうだと発表しており、これが好材料視された。今期は大学研究機関向けに超大容量ストレージ製品や超高速ストレージ製品などを取り揃え、更に監視カメラやデジタルサイネージ、POSレジ、ファクトリーコンピューターなど、産業用ストレージ製品により、大口案件の獲得とOEM製品の拡大強化を図る方針だ。なお、同時に発表した22年2月期業績は売上高29億5600万円(前の期比5.7%減)、経常利益2億9500万円(同27.0%減)だった。
■川崎地質 <4673> 2,921円 (+500円、+20.7%) ストップ高
川崎地質 <4673> [東証S]がストップ高。13日に発表した第1四半期(21年12月-22年2月)単独決算が、売上高25億5000万円(前年同期比23.6%増)、営業利益3億700万円(同40.2%増)、純利益2億1300万円(同43.7%増)となり、営業利益が上期予想の2億6000万円を上回って着地したことが好感された。受注高は15億1800万円(同20.6%減)と前年同期を下回ったものの、国内公共事業を取り巻く環境は概ね堅調に推移しており、繰越業務が順調に完成したことが寄与した。また、売上原価の低減を図ったことも貢献した。なお、22年11月期通期業績予想は、売上高85億円(前期比2.9%減)、営業利益3億2000万円(同36.2%減)、純利益2億2500万円(同34.6%減)の従来見通しを据え置いている。
■エヌリンクス <6578> 264円 (+42円、+18.9%)
エヌリンクス <6578> [東証S]が続急騰。一時前日13日比60円高の282円まで上昇した。13日の取引終了後に発表した23年2月期業績予想で、営業利益を2億800万円としており、4期ぶりに黒字化する見込みとなったことが好感されたようだ。売上高も前期比14.0%増の55億円と良好な見通し。先行投資を行っていたスマートフォンゲーム開発やマッチングアプリ事業が収益貢献してくるほか、会社全体のコストコントロールを進めていく方針。同社では、現在の主力事業であるNHK向け契約・収納代行業務に対する業績依存度の軽減を進めており、NHK以外への業務代行案件の獲得のほか、ゲーム・アプリ開発やメディア運営などに取り組んでいる。あわせて発表した決算説明資料で営業利益目標を示しており、25年2月期に5億円、更に29年2月期には30億円以上を目指す構えだ。
■エルテス <3967> 1,099円 (+150円、+15.8%) ストップ高
エルテス <3967> [東証G]がストップ高。1月12日以来となる年初来高値を更新するとともに、約4ヵ月半ぶりの4ケタ大台乗せを達成した。同社はSNSでの風評被害対策など、ネットリスク管理支援事業を展開するが、大型案件の寄与で業績拡大局面にある。13日取引終了後に発表した23年2月期の業績予想は売上高が前期比49%増の40億円、営業利益は同2.5倍の2億円を見込み、20年2月期以来の過去最高利益更新となる見通し。これを評価する買いを呼び込む形となった。
■大阪チタ <5726> 1,518円 (+195円、+14.7%)
東証プライムの上昇率トップ。大阪チタニウムテクノロジーズ <5726> [東証P]が続急騰。そのほか、東邦チタニウム <5727> [東証P]も大幅高に買われた。ここ酸化チタンの需要拡大が顕著で、原料鉱石の高騰が目立っている。チタンの主要産出国であるロシアに対する経済制裁の影響も需給逼迫を助長しており、これを背景に両社ともスポンジチタンの国内価格を引き上げるとの観測が強い。
■コシダカHD <2157> 769円 (+89円、+13.1%) 一時ストップ高
東証プライムの上昇率3位。コシダカホールディングス <2157> [東証P]が続急騰、一時ストップ高となった。カイ気配で始まり上昇加速。前日13日は安く始まったものの下ヒゲ陽線で切り返し、14日は一段の上値をうかがう展開となった。カラオケ店を全国でチェーン展開するが、 新型コロナウイルスの感染拡大の影響が一巡し、業績は回復色が強い。13日取引終了後に22年8月期業績予想の修正を発表、消費者のリベンジ需要が顕在化するなか、経常利益は従来予想の44億5900万円から53億8000万円(前期は30億9200万円の赤字)に大幅増額しており、これを評価する買いを引き寄せた。
■インタライフ <1418> 203円 (+22円、+12.2%)
インターライフホールディングス <1418> [東証S]が3日続急騰。13日の取引終了後、23年2月期業績予想を発表。売上高を前期比1.7%増の120億円、営業利益を同3.3倍の1億5000万円とする見通しを示しており、これを好感した買いが膨らんだようだ。同時に発表した22年2月期決算は、売上高が前の期比20.4%減の117億9400万円、営業利益が同75.3%減の4500万円での着地となった。内装工事などを手掛ける主力の工事事業で新型コロナウイルス感染拡大に伴う影響を受けた。あわせて、401万7200株(発行済み株数の20.08%)を上限に、14日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で自己株式を取得すると発表しており、これも好感されたようだ。買い付け価格は13日終値の181円。主要株主であるセガサミーホールディングス <6460> [東証P]が保有株の全部を売却する意向にあるためという。
■アダストリア <2685> 2,205円 (+218円、+11.0%)
東証プライムの上昇率6位。アダストリア <2685> [東証P]が急反騰し、年初来高値を更新した。同社は13日取引終了後に、23年2月期通期の連結業績予想を公表。営業利益見通しを前期比52.3%増の100億円としていることが好感されたようだ。売上高は同14.1%増の2300億円を見込む。経済が緩やかに正常化に向かうことを前提としており、今期の出退店計画は36店舗の純増(出店95店舗、退店59店舗)を予定している。また、26年2月期の連結売上高目標を2800億円とする中期経営計画をあわせて発表。値引き抑制・高付加価値化や生産コストの最適化で売上総利益率を向上させるほか、販管費の抑制に努めるとしている。
■三陽商 <8011> 855円 (+85円、+11.0%)
東証プライムの上昇率5位。三陽商会 <8011> [東証P]が続急騰。14日午前11時に、23年2月期の連結経常損益は11億4000万円の黒字(前期は10億9000万円の赤字)になりそうだと発表。また、配当は年間40円で3期ぶりに復配する方針を示しており、これが好材料視された。今期は百貨店向けが前年の店舗休業の影響から回復するほか、直営店やアウトレットも出店強化を背景に大きく伸びる。また、採算面では原価率の低減やプロパー販売比率改善などに注力するほか、再生プランで実行してきた事業構造改革施策を継続する方針だ。
■東電HD <9501> 477円 (+42円、+9.7%)
東証プライムの上昇率7位。東京電力ホールディングス <9501> [東証P]が続急伸。活況高の様相をみせた。出来高は1億株を超えており、全上場企業を通じ断トツの商いをこなした。岸田首相が電力需給の逼迫回避に向け、脱炭素の効果が高い電源として再生可能エネ以外に原発を挙げており、柏崎刈羽原発6号機と7号機の再稼働の思惑が取り沙汰される同社株へのマーケットの関心が高い。市場では「仮に(原発が)稼働しても、賠償特損を抱える同社にとってファンダメンタルズ面から買い進むのは理にかなっていない」(ネット証券アナリスト)という指摘もあるが、それだけに空売りも呼び込んでおり、需給相場へ発展する兆しをみせている。東証信用残は直近データで信用倍率が3.5倍と買い長だが、日証金では買い残が大きく減少する一方、売り残は増加しており、貸借倍率は1.15倍と拮抗している。
■ジィ・シィ <4073> 810円 (+57円、+7.6%) 一時ストップ高
ジィ・シィ企画 <4073> [東証G]が続急伸し、一時ストップ高まで買われた。同社は14日、アバターを利用したヘルスケアサービス「NUCADOCO」のブランドサイトをオープンしたと発表しており、これが株価を刺激したようだ。「NUCADOCO」は、アバターを利用して行動変容を促す新しいタイプのヘルスケアアプリ。今後さまざまな メタバースサービスとの連携を予定しており、アバターを利用して従業員の能力、モチベーション、生産性を向上する新しい働き方を提供するとしている。
■ネクスG <6634> 177円 (+11円、+6.6%)
ネクスグループ <6634> [東証S]が続急伸。カイ気配スタートで一気に株価水準を切り上げた。13日の取引終了後に発表した22年11月期第1四半期(21年12月-22年2月)の決算で、営業損益が5億9300万円と前年同期の赤字から黒字に浮上したことが好感されたようだ。一部暗号資産の売却による利益計上が大きく貢献した。IoT関連製品の販売や旅行サイト運営、雑貨販売を手掛ける各事業での取り組みも奏功し、売上高も前年同期比53.5%増の18億9300万円と大幅増収で着地している。なお同社では、旅行サイト運営と雑貨販売の両事業について今第2四半期をメドに撤退予定にあり、今後の収益の柱として電子書籍やメタバース分野での取り組みを進めている。
■C&R <4763> 2,181円 (+133円、+6.5%)
クリーク・アンド・リバー社 <4763> [東証P]が続急伸。再び上値追い態勢を強め、14日は一時157円高の2205円まで買われ、4月11日につけた年初来高値2132円の更新を達成した。映像やゲーム、Webコンテンツなどの制作代行事業のほか、クリエーターの派遣も手掛け、VR分野における深い知見を武器に、メタバース分野での展開にも注力の構えにある。現在同社が展開するVR住宅展示場は、建築士及び工務店と注文住宅を建てたい人の双方をVR空間で結びつけるというコンセプトで、メタバース戦略の入り口ともなっている。業績も好調で22年2月期営業利益は従来予想から上振れ着地し、前の期比39%増の34億1100万円と高い伸びを達成したが、続く23年2月期も前期比17%増の40億円見通しと2ケタ成長が続く見通し。
■新光電工 <6967> 5,750円 (+330円、+6.1%)
新光電気工業 <6967> [東証P]が3日続急伸。SMBC日興証券は13日、同社株の投資評価「1」を継続するとともに、目標株価を5800円から7000円に引き上げた。同証券では、構造変化でフリップチップ(FC)パッケージの成長が続くとみている。22年3月期の連結営業利益は会社計画680億円(前の期比2.9倍)に対して730億円への増額修正を予想。短期パソコン需要への懸念もあるが、パッケージサイズ大型化により十分に台数減を吸収できるとみている。23年3月期の同利益は950億円、24年3月期は1005億円への増益を見込んでいる。
■ロボペイ <4374> 2,100円 (+111円、+5.6%)
ROBOT PAYMENT <4374> [東証G]が続急伸し一時、前日13日比240円(12.1%)高の2229円まで買われた。13日の取引終了後、運営する請求・債権管理クラウド「請求管理ロボ」について、ジェーシービー(東京都港区)と販売パートナー契約を締結したと発表しており、これが好感された。今回の契約により、JCBブランドのカード決済に特化した「請求管理ロボ for JCB」を提供し、企業の請求・支払業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)化をサポートする。「請求管理ロボ for JCB」は、顧客の事前設定に沿って、毎月指定日に請求書の発行・送付を自動で行うほか、登録されたJCBブランドのクレジットカードの決済処理も自動で行い、BtoB決済の負担を請求・支払の双方から解消するとしている。
※14日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
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