大幅反発。前日に、自社開発した仮想通貨マイニングマシン「GMOマイナーB3」の販売を開始したと発表している。7月の販売価格は1999ドルで、11月出荷予定としている。また、スマホゲーム「キャプテン翼ZERO~決めろ!ミラクルシュート~」の事前登録者数が、6月29日に100万人を突破し、これを記念して事前登録特典を追加したとも発表している。相次ぐポジティブなニュースフローを受けて、押し目買いの動きが強まる格好に。
日本M&A<2127>:3130円(+133円)
大幅反発。三菱UFJ銀行との業務提携を前日に発表している。中小企業の事業承継ニーズ支援を強化するため、相互に協力することで協定書を締結している。今回の提携によって顧客層の広がりなどが期待される状況になっているようだ。ちなみに、経済産業省では、今後10年の間に70歳を超える中小企業・小規模事業者の経営者は約245万人で、そのうち約半分の127万人が後継者未定と推計している。
松屋<8237>:1632円(+35円)
反発。前日に6月の月次動向を発表している。銀座本店の売上高は前年同月比17.7%増、12カ月連続でのプラス成長となり、4カ月ぶりの2ケタ増となっている。早めの梅雨明けとなった天候要因も後押しし、婦人部門において盛夏軽衣料中心に売上が好調推移、サングラス・傘など婦人雑貨も伸長した。免税売上高についても、化粧品などの自家需要商材が好調で前年を大きく上回っているもよう。
Gunosy<6047>:1441円(-84円)
大幅反落。先週末には収益予想の下方修正を発表しているが、昨日は短期的なあく抜け感も強まって大きく上昇していた。ただ、本日は三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断を「ニュートラル」から「アンダーウェイト」に格下げしており、一転して売りが優勢の展開になっている。ニュースパスとLUCRAが前5月期に会社計画通りの推移にとどまったことはネガティブと判断、22.5期までの営業増益率は1ケタ台にとどまると予想へ。
大同工<6373>:1210円(-238円)
大幅続落。公募増資の実施を発表しており、1株当たり価値の希薄化や短期的な需給悪化を懸念した売りが膨らんでいるもよう。130万株の公募増資、1万株の自己株処分、上限19万株のオーバーアロットメントによる売出を計画している。発行済み株式数は最大で約16%増加の見込み。調達資金は最大で20億円強、子会社への投融資や設備投資などに充てるようだ。
ファンケル<4921>:5530円(+310円)
大幅反発。東海東京証券では投資判断「アウトパフォーム」、目標株価6620円で新規カバレッジを開始している。戦略的広告投資により顧客へのエクスポージャーを大きく拡大し、同社の強みを顧客に再度伝えるという前中計の戦略が実現し始めており、今期以降も市場の期待を上回る増益が続くと予想している。今期は5割超の営業増益を予想、来期、再来期も2割強の収益成長が続くと見込んでいる。
ミネベア<6479>:1919円(+74円)
大幅反発。JPモルガン証券では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価は2400円としている。年初来の大幅な株価調整で、下期から来期に向けての収益モメンタムに注目するには魅力的な株価水準まで下落したと判断しているもよう。2018年北米スマホ新モデルの生産比率はLCDモデルが上昇傾向にあり、同社は村田製作所<6981>と並び勝ち組みとして注目できるとの見方。
KTK<3035>:384円(-36円)
大幅に反落。18年8月期第3四半期累計(17年8月-18年5月)の営業利益を前年同期比5.6%増の2.56億円、純利益を16.2%減の1.91億円と発表している。営業効率の向上やコスト削減などで営業利益が増加した一方、特別損失に社葬費用を計上したほか、前期に税効果による評価性引当金を取り崩して法人税等が減少した反動で純利益は減少した。通期予想は営業利益が前期から横ばいの2.11億円、純利益が37.9%減の1.36億円で据え置き。
ユーザベース<3966>:3410円(+250円)
大幅に反発。米オンライン経済メディアのQuartz Media LLCを完全子会社化すると発表している。取得対価は0.75億ドル(約82.5億円)。買収資金などに充てるため、第三者割当で新株を最大123万2480株、新株予約権86万2736個(潜在株式数86万2736株)、新株予約権2万個(潜在株式数200万株)を発行する。買収が完了した場合、18年12月期の営業利益を従来予想の8.27億円から4.30-7.90億円に引き下げる。
エスプール<2471>:1490円(+122円)
大幅に反発。18年11月期第2四半期累計(17年12月-18年5月)の営業利益を従来予想の3.52億円から4.63億円(前期実績2.62億円)に上方修正している。人材派遣サービス(人材ソリューション事業)及び障がい者雇用支援サービス(ビジネスソリューション事業)の5月度の売上が想定を上回ったことに加え、販管費で費用の抑制が一部進んだ。通期の業績予想(前期比20.7%増の8.14億円)は据え置いた。
シンバイオ製薬<4582>:158円(+14円)
大幅に反発。抗悪性腫瘍剤「トレアキシン」(ベンダムスチン塩酸塩)に関し、製造販売承認事項に係わる一部変更の承認を取得したと発表している。今回の承認により、現在欧米で低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫の領域で開発が進む多くの新規の抗CD20抗体医薬品のほか、中外製薬<4519>が製造販売承認を取得しているCD20陽性の濾胞性リンパ腫を対象としたガザイバとの併用が可能になるという。
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