カナミックＮは４日続伸、柏市が「カナミッククラウドサービス」情報共有プラットフォームの利用を開始

　カナミックネットワーク<3939.T>は４日続伸。午前１０時ごろ、千葉県柏市が「認知症施策推進総合戦略（新オレンジプラン）」の一環として進めている「認知症初期集中支援チーム」における医療・介護連携について、同社の「カナミッククラウドサービス」情報共有プラットフォームの利用が始まったと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

　「認知症初期集中支援チーム」は、認知症の早期診断・早期対応のため、市町村が設置する医療・介護の専門職のチーム。１５年に国が策定した「認知症施策推進総合戦略（新オレンジプラン）」では、１８年度までに全ての市町村で「認知症初期集中支援チーム」を設置することが目標となっており、柏市でも今年１月に「認知症初期集中支援チーム」を設置。医療・介護の円滑な連携を図るため、「カナミッククラウドサービス」の情報共有プラットフォームの導入を進めていたという。なお、１７年３月時点で自治体や医師会などによる、「カナミッククラウドサービス」の導入事例は４７７地域に及ぶとしている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）