買いは押し目待ちの状況
直近発表の2018年12月期第3四半期決算では、
売上高88億7700万円(前年同期比△0.1%)
営業利益△1億8700万円(前年同期3億2800万円)
四半期純利益△32億5800万円(前年同期△1億3400万円)
と赤字が拡大しています。
運営タイトルが堅調に推移していることから売上高は横ばいを維持していますが、昨年3月に発生した不正アクセスによる長期メンテナンスの影響が大きく利益面では苦戦が続いています。
また、同日に季節性の施策が好調なことやコスト削減等により通期業績予想を赤字幅縮小に修正していますが、収益化が見込めなかった2タイトルの配信停止による減損等も発生しており、当面は厳しい状況が続くと考えられます。
同社株は12月11日に年初来高値2132円をつけた後は軟調な動きが続いており、25日移動平均線を割る水準まで調整しています。そのため、一旦は利益確定の局面だと考え、この水準での買いは控えたいと判断しました。