スマートホームの世界標準規格「Matter」に対応したスマートホーム向けのゲートウェイおよびソフトウェアサービスの領域について、共同でサービス提供に向けた開発を開始する。
ライフスタイルの変化に伴う便利で快適な生活へのニーズや、高齢化社会に伴う健康で安心な暮らしへのニーズの高まりを背景に、住まいの利便性を向上させるスマートホーム領域の成長が日本国内でも期待されている。
また、2022年10月に無線通信標準規格団体「Connectivity Standards Alliance(CSA)」により、スマートホームの世界標準規格「Matter」がリリースされたことで、国内外の家電・住宅設備・IoT機器業界をはじめとした多くのメーカーから多種多様なスマートホーム機器が提供されはじめている。
同社によると、上記の社会的ニーズに応えることのできるスマートホームを実現するためには、「Matter」を活用することで多様な家電製品や住宅設備をはじめとしたスマートホーム機器を連携させることが重要になるとともに、利用者が使いやすいユーザーインターフェースを提供することも必要となるとしている。そのような機器同士やユーザーインターフェースの円滑な連携を実現するために鍵となるのがMatter対応ゲートウェイという。
今回、第1弾として、Matterを活用してスマートホームに取り組みたいと考える企業ごとのニーズに応じて活用できるMatter対応ゲートウェイのプロトタイプ開発に取り組む。本開発は、通信サービスの知見や技術力を有するNTT東日本と、IoTプロダクトや組み込みソフトウェアの開発力を有するJIG-SAWが共同で行うことで、早期に開発を進めるとともに、両社による商用提供をめざすとしている。
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