決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … 免疫生物研、プロルート、コラボス (2月1日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の1月31日から1日の決算発表を経て4日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　タウンＮ <2481>
　19年6月期第2四半期累計(7-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比57.7％減の7100万円に大きく落ち込み、従来の8.9％増益予想から一転して減益で着地。

▲No.2　カーメイト <7297>
　19年3月期の連結経常利益を従来予想の12.9億円→4.9億円(前期は12.8億円)に61.7％下方修正し、一転して61.4％減益見通しとなった。

▲No.3　ショーエイ <9385>
　19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比23.9％減の3億4300万円に減り、通期計画の5億5000万円に対する進捗率は62.4％にとどまり、5年平均の71.0％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<2481> タウンＮ 　　　ＪＱ 　 -15.29 　　2/ 1　　上期　　　-57.74
<7297> カーメイト 　　ＪＱ　　 -6.33 　　2/ 1　　　3Q　　　-58.13
<9385> ショーエイ 　　東２　　 -4.54 　　2/ 1　　　3Q　　　-23.95
<2907> あじかん 　　　東２　　 -4.37 　　2/ 1　　　3Q　　　 -6.64
<9878> セキド 　　　　東２　　 -4.35 　　2/ 1　　　3Q　　　　赤拡

<3908> コラボス 　　　東Ｍ　　 -3.89 　　2/ 1　　　3Q　　　-13.54
<3848> データアプリ 　ＪＱ　　 -2.86 　　2/ 1　　　3Q　　　-18.68
<6832> アオイ電子 　　東２　　 -2.55 　　2/ 1　　　3Q　　　-24.51
<8256> プロルート 　　ＪＱ　　 -2.20 　　2/ 1　　　3Q　　　　赤転
<3945> スパバッグ 　　東２　　 -2.05 　　2/ 1　　　3Q　　　　赤転

<6360> 東自機 　　　　東２　　 -1.88 　　2/ 1　　　3Q　　　-48.87
<7446> 東北化学 　　　ＪＱ　　 -1.33 　　2/ 1　　　1Q　　　 -5.56
<5983> イワブチ 　　　ＪＱ　　 -1.11 　　2/ 1　　　3Q　　　-30.04
<7813> プラッツ 　　　東Ｍ　　 -0.67 　　2/ 1　　上期　　　-34.21
<4570> 免疫生物研 　　ＪＱ　　 -0.14 　　2/ 1　　　3Q　　　　赤拡

<9059> カンダ 　　　　東２　　 -0.12 　　2/ 1　　　3Q　　　-19.72

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした4日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース