利下げ期待を受けた買いが続き、寄り付き後、上昇。その後労働統計局が発表した3月までの1年間の雇用者数の年次改定が想定以上に下方修正されたことを嫌気し、景気減速懸念に一時売りに転じた。同時に連邦準備制度理事会(FRB)の利下げを後押しするとの見方に再び上昇。インフレ指標や金利上昇が警戒されたが相場は終盤にかけて一段高となり、過去最高値を更新し、終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比変わらずの772ptからスタートした。米国の利下げ期待再燃やVIX指数の低下などを受け、強含みで始まった後、9時過ぎには売りに押され、一時、下げ幅を拡大。プライム市場選好の流れとなったものの、売り一巡後は買い戻し機運が強まり、切り返しの動きとなった。その後、宇宙ベンチャー株の好調を確認し、指数はジリ高基調で推移。小幅反発となる774ptで取引を終了した。東証グロース市場の主力株では、データセクション<3905>やアクセルスペースHD<402A>などが上昇した。
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