<話題の焦点>=製紙業界、国内需要さえず再編思惑くすぶる
また、年間ベースの国内需要では紙・板紙合計で2000年の3196万トンをピークに3100万トン台で推移していたが、リーマン・ショックを機に大幅に減少。13年は2766万トンとピーク時に比べ14%減っている。
IT(情報技術)化の進展に伴う紙需要の減少など構造的要因もあり、製紙需要は低迷状態にある。
さらに、足もとでは、円安の進行や原材料高は製紙会社の業績悪化要因となっており、株価もさえない状況が続いている。
こうしたなか、製紙業界には業界再編思惑が絶えずくすぶっている。
そもそも王子ホールディングス<3861.T>や日本製紙<3863.T>は多くの吸収・合併を経て、現在に至った経緯がある。また、カジノ絡みの経営不祥事が発生した大王製紙<3880.T>には北越紀州製紙<3865.T>が資本参加し、持分法適用会社としている。
北越紀州は、今年8月に三菱製紙<3864.T>とそれぞれの販売子会社を統合することも発表。今後、本社同士による一段の接近があるかどうかが関心を集めている。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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