巴川製紙所<3878>は、中期的視点に立って着実に株主価値を向上し、株主に対する適正な利益還元を経営の最重要課題として位置付けている。安定配当を継続する方針としつつ、連結及び単体業績水準と、内部留保の確保や財務体質の強化等を総合的に勘案して、機動的に決定する方針だ。
2022年3月期は収益の改善もあり、A種優先株式を有する株主に対し、1株当たり50.13円の優先配当金実施に加え、普通株式を有する株主に対しても15.00円の復配を果たした。2023年3月期は親会社株主に帰属する当期純利益が減益となるも年間15.00円配当、A種優先株式株主へも50.00円配当の継続を実施した。さらに2024年3月期は減益予想ながら15.00円配当の継続を予定している。なお2023年9月11日に優先配当等の支払い負担を軽減し財務体質を健全化する目的で、A種優先株式を全額取得し消却を決議、9月29日に効力発生した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘)
<AS>
この銘柄の最新ニュース
巴川コーポのニュース一覧- 当社静岡工場における火災発生について(第1報) 2024/09/20
- <08月20日の十字足示現銘柄(買いシグナル)> 2024/08/21
- <08月19日の十字足示現銘柄(買いシグナル)> 2024/08/20
- <08月16日の十字足示現銘柄(買いシグナル)> 2024/08/17
- 巴川コーポレーション---2025年3月期第2四半期連結累計期間業績予想の修正 2024/08/13
マーケットニュース
- 明日の株式相場に向けて=外国人の「劇的買い転換」アノマリー (10/02)
- 東京株式(大引け)=843円安、中東の地政学リスクを警戒し急反落 (10/02)
- 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、有事のドル買いも144円台は売り (10/02)
- 明日の為替相場見通し=中東情勢緊迫化でリスクオフムード残る (10/02)
巴川コーポレーションの取引履歴を振り返りませんか?
巴川コーポレーションの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。