<9072> ニッコンホールディングス
四季報によると、運輸はホンダ4輪・2輪完成車・部品輸送が好調。住宅関連や夏場飲料輸送上乗せ。新倉庫稼働で保管能力拡大、梱包とテストの業務量が順調増。燃料費高は効率化や値上げで吸収。下期増税後に反動減を織り込んでも営業増益。連続増配。メキシコ倉庫は12月完成。20年2月に栃木テストセンター2期目が稼働。今年4月の浜松と合わせ業務拡大に対応。
11月8日発表。2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+7.3%の215億円、経常利益+4.5%の230億円の増収・増益の見通し。8月2日時点より上方修正。陸運:運送、倉庫、梱包、テスト。
営業利益 +2.4% 205億円 → +7.3% 215億円
経常利益 +0.4% 221億円 → +4.5% 230億円
2016年2月12日の1804円、6月24日の1746円の2点底から上昇トレンド(A)を形成し、この中で2018年1月5日に3440円の高値をつけました。ここをピークに下降トレンド(B)へ転換し、今年の8月6日に2270円で底打ちとなって反発し、10月3日の2385円で2番底をつけて10月15日に2563円で買転換となって下降トレンド(B)を上にぬけました。その後、11月8日の決算発表で上方修正となったことで一段高となっています。
<3912> モバイルファクトリー
四季報によると、主力の位置ゲームは柱の『駅メモ』が投入から5年経過も勢い衰えず、想定超の伸び。効率投入による広告宣伝費減も効く。営業益増額、会社計画慎重。20年12月期は『駅メモ』高水準。新事業上乗せ。ブロックチェーン技術活用の新事業は年内にアプリ開発用ツール投入、他社からのツール使用料収入を狙う。全自己株88万株を7月末消却。配当実施は流動的。
10月18日発表。2019年12月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+26.0%の10.70億円、経常利益+26.1%の10.69億円の4期連続の増収・増益の見通し。10月18日時点で営業利益、経常利益ともに上方修正となっています。通信:ソーシャルアプリサービス、コンテンツサービス。
2018年2月14日の1128円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、8月15日の2047円まで上昇し、ここをピークに下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で12月25日の946円まで下げて当面の底打ちをなり、ここから急反発となって今年の2月7日の1646円まで上昇するも下降トレンド(B)の上値斜線にアタマを抑えられ、4月15日の1312円まで下げました。ここからゆるやかな上昇トレンド(C)となって、下降トレンド(B)を上にぬけ、8月16日には1816円の年初来高値をつけました。ここでもみあったあと、10月18日に1764円の2天井をつけて11月7日の1372円まで下落し、もみあって11月18日に1445円で買転換となっています。
<3877> 中越パルプ工業
四季報によると、新聞用紙は値上げでも数量減に歯止めかからず。主力の印刷用紙、包装用紙も数量漸減だが、前期価格改定で採算は劇的改善し急速黒字浮上。バイオマス発電は安定的。前期好調だったパルプ販売は市況下落で後退でも、3期ぶり営業黒字化。紙パウダーと樹脂混合素材によるトレー生産工場は今期中着工。王子HD徳島・富岡工場の合弁白板紙生産が軌道化。
11月13日発表。2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益は黒字転換、経常利益+1842%の23.5億円の2期連続の増収・増益の見通し。10月23日時点で8月9日の営業利益20億円を24億円へ、経常利益を20億円を23.5億円に上方修正。
2015年1月29日の高値3760円(併合前376円)をピークに、下降トレンド(A)に転換し、2016年2月12日の1450円(併合前145円)まで下落し、この中で2017年1月30日の2530円(併合前253円)の戻り高値からの下げで、2018年12月25日の1230円で底打ちとなりました。ここからのゆるやかな上昇トレンド(B)の中で、7月5日に1620円まで上昇し、下降トレンド(A)を上にぬけるものの、すぐに反落となって8月30日の1435円まで押し目を入れ、ここから上昇トレンド(C)へ移行しています。この上昇トレンド(C)の中で10月30日に1690円まで上昇してもみあっているところです。
<3753> フライトホールディングス
四季報によると、決済端末は通信向けなど導入本格化。配車アプリ関連始動。ITも物流改革関連尻上がり。国内生産委託シフトによる費用増こなし営業益浮上。ただ国内の部品調達が遅れ前号比黒字化幅やや縮小。DeNA『MOV』への採用決まり、タクシーに決済端末納入が開始。GMO‐FGへの接続開始で、みずほ系カードに対応、手薄だった中小事業者開拓へ。
11月7日発表。2020年3月期本決算予想は、営業利益は5.6億円、経常利益は5億円の黒字転換となっています。8月8日時点で比較すると11月7日時点では営業利益は4億円→5.6億円、経常利益は3.9億円→5億円の上方修正している。
2018年2月14日の570円を安値の基点とし、6月4日の1690円を上値の基点とする三角保ち合いの中の動きとなっています。この中で10月23日の1555円の高値から6月4日の696円まで下げ、8月1日の1208円まで自律反発したあと再下落となって11月1日の730円を安値に2点底となって11月15日に909円で短期の買転換となりました。
<8023> 大興電子通信
四季報によると、ソリューションがIoTやAI等の技術適用拡大、2子会社取得によるシナジー効果も発揮。セキュリティ製品は五輪控え需要活発化。情報通信機器は盛り返す。人件費増こなし営業増益。税効果消滅。業務提携先のデジタル・インフォ社とさらに資本提携。業務効率化ソフト拡販、双方得意技術を補完。米バンティック社のIoTプラットフォーム販売開始。
11月6日発表。2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+39.7%の14億円、経常利益+32.8%の14.20億円の6期連続の増収・増益の見通し。11月6日時点で8月8日時点で営業利益+6.8%の10.70億円から+39.7%の14億円、経常利益は+0.1%の10.70億円から+32.8%の14.20億円に上方修正。卸売業:情報通信機、ソリュウションサービス。
2017年12月1日の1688円を高値にして、ここから下降トレンド(A)を形成しました。この中で下値の下げ方をみると12月25日の1190円から下降ライン①、2018年7月5日の600円からの下降ライン②となり、12月25日の457円の安値からのゆるやかな上昇ライン③となって、最後に2019年6月4日の475円の安値から角度の大きい上昇トレンド④に移行しています。上昇トレンド④の中で、6月3日の643円の安値から上昇となり、昨年の高値8月30日の998円を更新する1004円を10月23日につけました。ここから押し目を形成し、11月5日の791円まで下げてもみあい11月18日に871円で短期の買転換となっています。
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