―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月10日から13日の決算発表を経て14日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 ミマキエンジ <6638>
23年3月期の連結経常利益を従来予想の30.7億円→35.8億円(前期は26.8億円)に16.6%上方修正し、増益率が14.2%増→33.2%増に拡大する見通しとなった。
★No.2 システムディ <3804>
23年10月期第1四半期(22年11月-23年1月)の連結経常利益は前年同期比27.5%増の1.6億円に伸び、11-4月期(上期)計画の5.3億円に対する進捗率は5年平均の13.9%を上回る31.0%に達した。
★No.3 学情 <2301>
23年10月期第1四半期(22年11月-23年1月)の経常損益(非連結)は4800万円の赤字(前年同期は2億7600万円の赤字)に赤字幅が縮小した。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<6638> ミマキエンジ 東P +6.80 3/13 3Q 21.14
<3804> システムディ 東S +2.11 3/13 1Q 27.48
<2301> 学情 東P +0.68 3/13 1Q 赤縮
<5971> 共和工業 東S +0.48 3/13 3Q -25.27
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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