テーマの循環物色で動意づくか、スマレジ新規上場も刺激材料に
時価総額:204.46億円
PER:24.92倍
PBR: 2.54倍
富士ソフト傘下の流通業向けのシステム・ソフト開発を担い、イオングループ関連の取引が柱となる。アウトソーシングやソリューション提供に強みを持つ。クライアント企業の海外展開を支援するため中国、マレーシア、ベトナム、タイに子会社を設立。
前期は決算期をこれまでの3月から12月に変更し、変則9ヵ月の決算を発表。東京に点在するオフィス統合の費用を計上し、四半期業績は純利益が赤字転落した。今期は主取引先の小売業や流通業より消費税増税・軽減税率対応のシステム改修案件が増える見込みで、業績面も改善しそうだ。
株価は下値を模索する動きが続いていたが、決算発表後の見切り売りを機に底入れか。1000円台を叩いて中期的な下値確認が済んだ後は反発し、25日移動平均線にトライしている。セルフレジやキャッシュレス決済などのテーマ性が魅力でもあり、直近IPOのスマレジ人気も含めて動意ポテンシャルは大きいとみている。