東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄数が900を超え、全体の過半数を占めた。セクター別では、電気機器、非鉄金属、金属製品、医薬品、卸売など16業種が上昇した一方、電気ガス、その他製品、空運、陸運、水産農林など17業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス、東エレク、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>が堅調。半面、任天堂<7974>、リクルートHD<6098>、KDDI<9433>、コナミG<9766>が軟化した。
前日の米国市場では、主要株価指数は高安まちまちだった。注目のFOMCの結果は想定内の結果だったが、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が記者会見で「0.5%の利下げは幅広く支持されなかった」などと述べたため、引き続き利下げに慎重であると受け止められた。ただ、国内メディアが、「政府は自国のデータや技術をもとにした国産AIの開発に乗り出す」と報じたため、主要な半導体関連株やデータセンターのさくらインターネット<3778>がストップ高まで買われるなどAI関連株人気が続いた。
利下げによる米景気の腰折れ懸念が後退することは日本企業にとってはプラスで、収益向上への期待につながったようだ。また、海外勢とみられる買いが続いていることから、「国内機関投資家などにも持たざるリスクが芽生え始めている」との声も聞かれ、先高期待は一段と高まることが予想される。22日の自民党総裁選の告示日を前に、総裁候補者が打ち出す政策への期待も株高を支援する新たな材料になっている側面もありそうで、目先は株高基調が続くことになりそうだ。
<CS>
この銘柄の最新ニュース
さくらネットのニュース一覧- さくらネットが反発、オービス・インベストメントの株式保有割合上昇で思惑 2025/12/08
- コンテナ型データセンターにかかる資金の借入れに関するお知らせ 2025/12/05
- 前場に注目すべき3つのポイント~5万円回復を想定した押し目買い意欲は強い~ 2025/11/27
- 前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?― 2025/11/26
- さくらネットは堅調、英オービスが大量保有 2025/11/25
マーケットニュース
- 新技術立国構想の本丸、株高エネルギー蓄積中の「R&D」関連株 <株探トップ特集> (12/10)
- 明日の株式相場に向けて=AIトレード凌駕する中期逆張り有望株 (12/10)
- ラガルドECB総裁 成長率予測は上方修正される見通し (12/10)
- 本日の【新規公開(IPO)】公開価格決定 (10日大引け後 発表分) (12/10)
おすすめ条件でスクリーニング
さくらインターネットの取引履歴を振り返りませんか?
さくらインターネットの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは
※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。