【買い】フライトホールディングス(3753)医療機関でPepper導入目指すフィンテック関連銘柄◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

医療機関でPepper導入目指すフィンテック関連銘柄

大規模なシステムやアプリの設計・開発・サポートを主力としており、スマートフォンなどで簡単に決済できるアプリや独自の決済端末も取り扱うIT企業。多機能モバイル決済端末と決済アプリケーションが主力製品。

11月9日の決算、18年3月期上期の連結経常利益は前年同期比33.6％減の7300万円にとどまる。
既存の大口顧客向けに電子決済ソリューション「Incredist」の追加納品があったことからサービス事業が増加し増収を確保したが、前年同期に大型案件があった反動でコンサルティング&ソリューション事業が落ち込んだことで減益を余儀なくされた。
東京慈恵会医科大学などと、AIとPepperを使用した病院利用者とのコミュニケーションシステムの共同開発研究を行い、患者の予約確認から血圧測定、認知症検査の領域に貢献すると11月17日に発表し、今後の取り組みに期待したい。

チャート面では16年11月の高値から下降トレンドを形成するが、下げの勢いは収まってきており、直近では下げ止まり感も見えている。13週線を超えてきたことで、反転の可能性も出ており、直近高値949円を奪還を期待したい。

業種：情報・通信
時価総額：73.29億円
PER：31.48倍
PBR：9.32倍