大引けの日経平均は前日比48.18円高の29432.70円となった。なお、東証株価指数(TOPIX)は0.78%の下落。東証1部の売買高は13億4076万株、売買代金は2兆7235億円だった。業種別では、海運業、空運業、ゴム製品が上昇率上位だった。一方、保険業、電気・ガス業、パルプ・紙が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の25%、対して値下がり銘柄は72%となった。
個別では、ファーストリテ<9983>が3%の上昇となり、1銘柄で日経平均を約99円押し上げた。その他売買代金上位でもソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>といった値がさ株が堅調。米アーク・インベストメント・マネジメントの宇宙関連ETFに組み入れられるコマツ<6301>は3%超の上昇となった。また、グレイス<6541>は外資系証券による強気の投資判断付与が観測され、サインポスト<3996>などとともに東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、トヨタ自<7203>や三菱UFJ<8306>などのメガバンク株が配当落ちの影響から軟調で、日本郵政<6178>は6%超の下落。
前日急落の野村<8604>は投資判断引き下げの動きが見られ、売りが続いた。また、日本アG<3751>などが東証1部下落率上位に顔を出した。
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