【↓】日経平均 大引け| 10日ぶり小反落、朝安も底堅くプラス圏目前まで切り返す (12月19日)
日経平均株価
始値 19345.84
高値 19399.26(13:44)
安値 19307.14(10:35)
大引け 19391.60(前日比 -9.55 、 -0.05% )
売買高 17億3743万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆1437億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は10日ぶりに小反落、利益確定売りに押される
2.1ドル=117円台前半へのドル安・円高が向かい風に
3.朝安も底堅さ発揮しプラス転換目前まで切り返す
4.日銀のETF買いの思惑や先物主導の裁定買いが下値支える
5.外国人休暇入りで売買代金減少も2兆円台はキープ
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは8ドル安と小反落。南シナ海での地政学的リスクの高まりが警戒され、売りに押された。
週明けの東京市場では、朝方から売りに押される展開となった。日経平均株価の下値には押し目買いが入り底堅さを発揮、プラス転換目前まで切り返した。
19日の東京市場は、前週末まで9日続伸と記録的な連騰態勢をみせていたこともあって、目先過熱感からの利益確定売りに押される展開となった。前週末の米国株市場ではNYダウなど主要指数がいずれも小反落したほか、外国為替市場で1ドル=117円台前半まで円高が進行し主力株の上値を重くした。外国人投資家はクリスマス休暇入りで市場参加者が限られるなか、売り圧力も限定的。途中、先物主導の裁定買いや、日銀のETF買い出動を期待した押し目買いに前週末終値近辺まで下げ渋る場面もあったが、あと一押しに欠けプラス転換はできなかった。東証1部の売買代金は急速に萎んだものの、売買活況の目安とされる2兆円台は維持した。
個別では、任天堂<7974>が大幅続落となったほか、ディー・エヌ・エー<2432>も続急落と下値模索の展開に。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が冴えず、東京海上ホールディングス<8766>なども軟調な動き。東京テアトル<9633>が利益確定売りに大幅安。安永<7271>が売られ、ブロードリーフ<3673>などの下げも目立った。
半面、キーエンス<6861>が引き続き戻り足を強め、SMC<6273>も買い戻され3日続伸。スズキ<7269>も堅調。神戸物産<3038>が大幅高、ポーラ・オルビスホールディングス<4927>も高い。タカラトミー<7867>、ラウンドワン<4680>、日本アジア投資<8518>なども物色人気となった。リンクアンドモチベーション<2170>が上昇、OSJBホールディングス<5912>も動意した。
日経平均への寄与度上位5銘柄はアステラス <4503> 、信越化 <4063> 、スズキ <7269> 、花王 <4452> 、トレンド <4704> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約19円。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はKDDI <9433> 、京セラ <6971> 、アルプス <6770> 、ダイキン <6367> 、ディーエヌエ <2432> 。押し下げ効果は約21円。
東証33業種のうち上昇は10業種。上昇率の上位5業種は(1)医薬品、(2)電気・ガス業、(3)食料品、(4)小売業、(5)化学。一方、下落率の上位5業種は(1)海運業、(2)その他製品、(3)鉄鋼、(4)証券商品先物、(5)非鉄金属。
■個別材料株
△極楽湯 <2340> [JQ]
中国・上海市に温浴施設をフランチャイズ形式で出店。
△CRI <3698> [東証M]
ファインデクスと医療動画管理分野で提携。
△日本アジアG <3751>
建設コンサルタントの日水コンと業務提携。
△オープンドア <3926>
海外ホテル比較サービスで「エアビーアンドビー」と連携。
△パーカライ <4095>
2.13%を上限に自社株買いを実施。
△UMN <4585> [東証M]
インフルエンザワクチン原薬の規格試験完了。
△シーズHD <4924>
三菱UFJ証が目標株価を「3100円→3500円」へ引き上げ。
△マーキュリア <7190> [東証2]
1→3の株式分割を実施。
△タカラトミー <7867>
東海東京調査センターが目標株価を「1300円→1600円」に引き上げ。
△スマバ <9417> [JQ]
「ブロックチェーンを活用したデータ管理サービス開始」と報道。
▲サトーHD <6287>
岡三証が投資判断を「強気→中立」へ引き下げ。
▲応用地質 <9755>
今期経常を20%下方修正。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)AGS <3648> 、(2)神戸物産 <3038> 、(3)ヤーマン <6630> 、(4)東特線 <5807> 、(5)モバクリ <3669> 、(6)オープンドア <3926> 、(7)タカラトミー <7867> 、(8)ラウンドワン <4680> 、(9)神栄 <3004> 、(10)日本アジアG <3751> 。
値下がり率上位10傑は(1)テアトル <9633> 、(2)安永 <7271> 、(3)ディーエヌエ <2432> 、(4)任天堂 <7974> 、(5)東海運 <9380> 、(6)三陽商 <8011> 、(7)オルトP <3672> 、(8)応用地質 <9755> 、(9)TASAKI <7968> 、(10)サトーHD <6287> 。
【大引け】
日経平均は前日比9.55円(0.05%)安の1万9391.60円。TOPIXは前日比1.61(0.10%)安の1549.06。出来高は概算で17億3743万株。値上がり銘柄数は856、値下がり銘柄数は1022なった。日経ジャスダック平均は2701.95円(5.69円高)。
[2016年12月19日]
株探ニュース
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