次期研究開発費増額し業績V字回復狙う
2月5日の決算、17年12月期の連結最終損益は5億8700万円の損失と、前の期2億5400万円の黒字から赤字に転落したが、従来予想の7億円の赤字を上振れて着地。
Red Hat,Inc.関連商品は堅調な増収、OSS関連商品も順調な増収となるなど、過去最高の売上となったものの、PCIののれん及び顧客関連資産の減損損失を8億円を特別損失として計上したことが要因。
次期においても、「LifeKeeper」、MFP向けソフトウェア製品等の主力製品について機能強化を継続するとともに、金融機関向け製品・サービスにおいても新製品及び技術開発に積極的に取り組むとしている。18年12月期の連結最終損益は、2億6000万円の黒字にV字回復する見通しとなった。
チャート面では2月21日に25日線を大きく上回った後、押し目を付けに行っている。前日は陰線であるものの、1月30日の高値674円とのサポレジ転換により、買い方優勢となり反発上昇を期待する。
業種:情報・通信業
時価総額:60.96億円
PER:23.44倍
PBR:5.68倍