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2024/01/12 - フォーシーズ(3726) の関連ニュース。*13:36JST フォーシーズ Research Memo(6):2024年9月期連結業績は増収増益の見通し■今後の見通し1. 2024年9月期の連結業績見通しフォーシーズHD<3726>の2024年9月期連結業績については、売上高2,790百万円(前期比30.6%増)、営業利益29百万円(前期は214百万円の損失)、経常利益23百万円(同216百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益19百万円(同272百万円の損失)を見込んでいる。販路拡大・海外展開強化とともに事業体制の構築を推進することで売上拡大を目指す。利益面

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フォーシーズ Research Memo(6):2024年9月期連結業績は増収増益の見通し

配信元:フィスコ
投稿:2024/01/12 13:36
*13:36JST フォーシーズ Research Memo(6):2024年9月期連結業績は増収増益の見通し ■今後の見通し

1. 2024年9月期の連結業績見通し
フォーシーズHD<3726>の2024年9月期連結業績については、売上高2,790百万円(前期比30.6%増)、営業利益29百万円(前期は214百万円の損失)、経常利益23百万円(同216百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益19百万円(同272百万円の損失)を見込んでいる。

販路拡大・海外展開強化とともに事業体制の構築を推進することで売上拡大を目指す。利益面では、経費削減活動の徹底、EC部門や生産部門統一化による効率的かつ効果的なコスト配分の徹底、OEM商品開発による原価改善により営業利益の改善を図ることで、各利益段階の黒字転換を計画している。

2023年9月期は減収及び損失幅拡大となったものの、通販事業と卸売事業の黒字化に成功している。事業特性に合わせた施策や中期経営計画を着実に推進していることなどから、黒字化体質への改善は進んでいると弊社では見ている。

2. 重点施策
セグメント別の重点施策は以下のとおりである。

(1) 通販事業
通販事業では、安定的な黒字化を実現可能とする体制が構築されつつある。2024年9月期は、電話オペレーターによる既存顧客の掘り起こしを行い、顧客ストックの積み上げに注力する。また、効果的な販売促進費を活用することで新規顧客の獲得を目指す。EC販売では、自社オンラインショップサイト改修やモール販売強化、SNSの活用や広告配信などによりブランドの認知度向上に注力し、安定的な売上拡大と黒字化の実現を目指していく。2023年9月期第2四半期よりiiyの売上が追加となっており、他ブランドのEC販売へ販売手法を展開していることからも、2024年9月期の売上高の増加が期待できると弊社では見ている。

(2) 卸売事業
卸売事業においても、利益体質の改善が進み黒字体質となりつつある。足元の売上構成では、「Cure」ブランドの売上が大半となっているが、「FAVORINA」「FINE VISUAL」「AROMA BLOOM」については、国内外での認知拡大を目的としたプロモーション活動の継続が奏功、引き合いは増加傾向にあり今後も販路・売上拡大に注力する。2023年9月期は、新株予約権の行使により50百万円相当の資金調達を行っており、当該資金は海外展開強化に向けた資金へ充当する方針である。2024年9月期は、海外市場への販路拡大を強化するとともに、各自治体の「ふるさと納税」事業への参画など、新たな市場へ積極的に参入し、売上拡大と黒字化の継続を実現する。

(3) リテール事業
リテール事業では、新規顧客獲得強化により新たな顧客層を獲得し、リピート率を高めることで客数の向上を図っていく。加えて、原価率と人件費率を改善することにより赤字体質からの早期脱却を図る。原価率改善の施策としては、OEM商品の開発に注力しており、今後も店舗ごとの地域性・顧客特性に合わせた商品展開を行い、利益率の改善を進めていく。商品開発部門には従業員2名を新たに配置しており、十分な体制が確立されている。今後は、商品の品質を確保したうえで製造原価の削減や商品ラインナップの厳選を推進していく。また、バックオフィスに係る人件費についても社内の配置転換等により効率化を図っていく。

(4) 衛生コンサルティング事業
衛生コンサルティング事業では、引き続き食品衛生法上のHACCP管理への指導、JFS規格の認証コンサルタントに注力していく方針である。大手企業や外部の営業代行業者との協業によって営業活動の強化を図っていく。また、既述のとおり「IT導入補助金」にIT導入支援事業者として採択されており、社会貢献事業として認知が拡大していることから、PRを強化し売上拡大につなげていく。空間除菌デバイス「Devirus AC」については、感染症対策に悩む畜産業界に転用する施策を進めていく。特に、鳥インフルエンザが近年世界的な流行傾向にあり、鶏舎内での噴霧使用等の用途で拡販に向けて注力していく。足元では、国内大手の養鶏場への納品が完了しており、今後も同商品の引き合い増加が期待できる。また、鳥の他、牛への展開も進んでおり今後畜産業界への拡販が期待でき、売上拡大が期待できると弊社では見ている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 茂木稜司)

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配信元: フィスコ

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