フォーシーズＨＤが一時Ｓ高、子会社の取引について不正がなかったとの報告を受ける

　フォーシーズホールディングス<3726.T>が急反発し、一時ストップ高まで買われた。同社は６日取引終了後に、子会社のクレイトン・ダイナミクスにおける取引の実態および不正の有無などを含めた調査について、外部調査委員会から不正行為はなかったとの報告を受けたと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。

　同社は調査結果を踏まえ、回収に遅延が生じているクレイトン・ダイナミクスの一部の売掛金に係る貸倒引当金の見積もりを行い、確定次第速やかに公表するとコメント。また、１６年９月期第２四半期報告書および決算短信については、延長承認を受けた６月１５日までに提出する予定だとしている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）