サイバーリンクスが大幅反発、第１四半期営業利益３８％増で上振れ期待も強まる

　サイバーリンクス<3683.T>が大幅反発。１４日の取引終了後に発表した第１四半期（１～３月）単独決算で、売上高２８億２５００万円（前年同期比１１．３％増）、営業利益３億５５００万円（同３８．０％増）、純利益２億１８００万円（同５２．１％増）と大幅増益となったことが好感されている。主力の流通食品小売業向け基幹業務クラウドサービス「＠ｒｍｓ基幹」の導入が順調だったことに加えて、前期に事業譲受や合併で取得した一連の新サービスを含むクラウドサービスの提供拡大で流通業向けクラウドサービス分野の売上高が増加したことが牽引役となった。
　なお、１５年１２月期通期業績予想は、売上高９１億１００万円（前期比２．８％増）、営業利益６億４０００万円（同５．９％増）、純利益３億６３００万円（同６．１％減）の従来予想を据え置いているが、上期計画の営業利益３億８８００万円（前年同期比２．５％増）に対する第１四半期の進捗率は９１％に達しており、上振れ期待も強いようだ。

サイバーリンクスの株価は１０時５９分現在１４４５円（△８０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）