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2024/07/23 - アイスタイル(3660) の関連ニュース。*16:31JST トレンダーズ Research Memo(1):美容マーケティング領域とメディカルマーケティング領域に注力■要約トレンダーズ<6069>は、トレンド分析を軸に企業のマーケティング活動支援やメディア開発・ブランド開発を行っている。トレンド分析力やマーケティング技術、サービス開発力に強みを持ち、流行に敏感な女性の発信力や影響力を活用した、SNSマーケティング・デジタルマーケティング領域に特化した事業を展開している。2000年の創業以来高い女性社員比率を維持し、女性のライフワークに合わせ多様な働き方を推進しており、全社員男女比率は管理職男女

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トレンダーズ Research Memo(1):美容マーケティング領域とメディカルマーケティング領域に注力

配信元:フィスコ
投稿:2024/07/23 16:31
*16:31JST トレンダーズ Research Memo(1):美容マーケティング領域とメディカルマーケティング領域に注力 ■要約

トレンダーズ<6069>は、トレンド分析を軸に企業のマーケティング活動支援やメディア開発・ブランド開発を行っている。トレンド分析力やマーケティング技術、サービス開発力に強みを持ち、流行に敏感な女性の発信力や影響力を活用した、SNSマーケティング・デジタルマーケティング領域に特化した事業を展開している。2000年の創業以来高い女性社員比率を維持し、女性のライフワークに合わせ多様な働き方を推進しており、全社員男女比率は管理職男女比率ともに女性87%、男性13%となる。さらに、全社員平均年齢は31歳、管理職平均年齢は36歳と若く、美容に敏感な年齢層とマッチしているため、トレンドをつかみやすい。同社は「マーケティング事業」と「インベストメント事業」の2つの事業セグメントを展開している。このうち、売上高の97.7%(2024年3月期)を占めるマーケティング事業においては、主力の「美容マーケティング」と新領域となる「メディカルマーケティング」の2つを軸に事業を展開している。

1. 2024年3月期業績の概要
2024年3月期の業績は、売上高5,673百万円(前期比37.6%減)、営業利益788百万円(同22.0%減)、経常利益773百万円(同24.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益479百万円(同32.3%減)となった。マーケティング事業の一部取引について契約内容の変更を行い、グロス計上からネット計上になったため、売上高は表面的には大幅に減少した。なお、計上方法の変更は利益面には影響しない。ネット計上で算出した2023年3月期の売上高は5,471百万円となり、実質的には同3.7%の増収となっている。業績予想比では、売上高は8.7%減、営業利益は31.4%減、経常利益は32.7%減、親会社株主に帰属する当期純利益は38.5%減となった。2024年3月期よりマーケティング事業において選択と集中を行い、美容カテゴリへ戦略的に注力した結果、美容カテゴリは同23.7%の増収となった。一方で、食品・飲料など美容以外のカテゴリは想定を下回る着地で減収となった。ただし、美容カテゴリの貢献により、同事業全体では同16.9%の増収となった。粗利構成比は美容カテゴリが86%(同18ポイント上昇)を占めた。インベストメント事業は、前期にあった営業投資有価証券の売却収益と同様の収益計上がなく、同82.3%の減収となった。

2. 2025年3月期業績の見通し
2025年3月期の業績は、売上高6,450百万円(前期比13.7%増)、営業利益1,000百万円(同26.8%増)、経常利益1,000百万円(同29.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益620百万円(同29.3%増)を見込んでいる。マーケティング事業では引き続き選択と集中を行い、美容カテゴリへ注力することで、売上高6,285百万円(同13.4%増)を計画している。美容マーケティング領域では、1ブランド当たりの受注額向上と取引ブランド数の拡大を図り、成長を確保する。粗利については売上高の増加率と同等を見込むうえ、販管費の増加率は前期と比較し緩やかになると想定している。2024年2月に公表したアイスタイル<3660>との資本業務提携の影響については、合理的な金額算定が困難なため織り込んでいない。メディカルマーケティング領域では、再生医療(毛髪再生)と医療アートメイクに特化する方針で、これらを運営するクリニックに対してSNS広告運用やWebサイト開発、オンライン予約システム導入等のマーケティング・運営DX支援と、クリニック専売品の開発・販売を行う。2026年3月期の収益化の実現に向け、2025年3月期までを投資期間と位置付けている。インベストメント事業は、売上高165百万円(同27.9%増)を見込んでいる。毎四半期の社債の受取利息による収入のほか、営業投資有価証券の売却1件を計画している。

3. アイスタイルとの資本業務提携
同社は2024年2月、アイスタイルとの資本業務提携契約の締結と、第三者割当による自己株主の処分及び株式の売出しによりアイスタイルが同社の筆頭株主(持株比率30.83%)となることを発表した。アイスタイルは、コスメ・美容の総合サイト「@cosme」を運営するとともに、同サイトに寄せられたクチコミや評価等を反映した品揃えや店舗作りを、化粧品専門ECサイト「@cosme SHOPPING」や化粧品専門店「@cosme STORE」で展開し、オンラインとオフラインを融合した美容関連総合サービスを提供している。同社が有するインフルエンサー※マーケティング・SNSマーケティングのノウハウと、アイスタイルが有する強固なコスメ・美容情報サイトの運営ノウハウ及び化粧品に関する独自のデータベースを掛け合わせたサービスを開発・提供することで、美容業界の新たな顧客体験を創出し、両社の収益拡大と同社の中長期的な企業価値の向上を図る。

※インフルエンサーに関し、パワー、ミドル、マイクロ、フォロワーとしてカテゴリ定義。
パワー:芸能事務所・プロダクションと提携する芸能人インフルエンサー(Instagram 50万フォロワー以上)
ミドル:著名人インフルエンサー(Instagram 20~50万フォロワー未満)
マイクロ:インフルエンサー(Instagram 1~20万フォロワー未満)
フォロワー:SNSアカウント保有者(Instagram 1万フォロワー未満)


4. 中期経営計画
同社は2023年5月に新たな中期経営計画(2024年3月期~2026年3月期)を発表した。2024年3月期より選択と集中を行い、マーケティング事業において「美容マーケティング」と「メディカルマーケティング」の2つの領域を核として、2026年3月期に営業利益20億円を目指している。2025年3月期以降のインベストメント事業については、収益が発生する見込みではあるものの、中期経営目標には含めていない。同社の顧客の大半が属する化粧品業界における広告費の配分は、デジタル・SNSシフトが進むとともに、Webメディアやインフルエンサー・SNS広告の比率が増加している。そのため、需要が好調な美容カテゴリのSNSマーケティング支援に集中し、競合優位性をさらに強化することで、1ブランド当たりの受注額の向上と取引ブランド数の拡大を図り、効率的な成長を確保する戦略である。美容マーケティング領域では、2026年3月期に売上高7,680百万円、営業利益1,900百万円、美容カテゴリの2026年3月期に向けてのネット売上高年平均成長率(CAGR)20%の安定成長を目指している。第2の柱としているメディカルマーケティング領域では、拡大する美容医療市場において、美容クリニックに対するSNS広告運用、Webサイト開発、オンライン予約システムの導入などのマーケティング・運営DX支援をレベニューシェアという形で実施する。2026年3月期に売上高750百万円、営業利益100百万円を計画している。

■Key Points
・マーケティング事業における選択と集中により、美容マーケティングとメディカルマーケティングの2つの領域に注力
・2024年3月期よりマーケティング事業の一部で売上をグロス計上からネット計上に変更
・アイスタイルとの資本業務提携により、美容業界における新たな顧客体験の創出を目指す
・中期経営計画を策定し、2026年3月期に営業利益20億円を目指す

(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)

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配信元: フィスコ

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