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※2023年11月14日17時に執筆
皆様、おはこんばんちわ。10月から当コラムで追ってきた半導体関連株はその後、予想通り物色が増えたようで、トレンドが色濃くなってきていますね。ここはひとつ株ブログの書き手として『ドヤ顔』の一つでもしたいところですが、吉本新喜劇ファンとしては「どやさ!」と、呟かせて頂きます♪今くるよ師匠の舞台復帰を祈って…さなさえです。
さて、夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も、はや43回目…今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。
<国内外で半導体増産への動きが加速>
米国の東部時間で11月9日、半導体調査会社セミアナリシスが「米半導体大手エヌビディアは、中国市場に向けて新たな半導体の生産を開始するようだ」と報じました。さらに10日、半導体受託生産を手掛ける世界の最大手である台湾積体電路製造(TSMC)は10月の月次売上高が前年同月比15.7%増、前月比では34.8%増の2432億300万台湾ドルに至ったと発表しました。
このように、世界では画像処理半導体『GPU』の高騰を背景に、半導体需要の高まりと増産への動きは顕著です。さらに言えば、セミアナリシスは、「テック界を2つに分けるとすれば、AIモデルのトレーニングに必要なエヌビディアのGPUを持つもの(GPUリッチ)、持たざるもの(GPUプア)のグループに分けられる」とも定義した程に、その先端半導体の争奪戦は熾烈を極めています。
国内では前月末の10月31日に、熊本のTSMCの工場建設、北海道のトヨタ自動車など8社が設立した、先端半導体開発・生産を担う企業・ラピダスによる工場建設に続く形で、SBIホールディングス <8473>と台湾の半導体大手である力晶積成電子製造(PSMC)が東北・宮城に新たな半導体製造工場を建設する事を発表。そして本日14日には前述したラピダスの小池淳義社長が、テレ東のインタビューにて「年内に米国に事業所開設する」と答えたそうで、政府も協力するこのラピダスの飛躍にはますます注目したいところですが…投資家としては、これら世界的な半導体ニーズの高まりと、さらなる大きなニュースフローによる追い風…そして半導体関連株の人気化に期待したいところですね!今回はそんな注目株の一部を先週に引き続きご紹介していきまっす♪
<業績期待の高い半導体株をピックアップ>
まずは大型株で言えば、前週10日の決算で上方修正と増配を発表した東京エレクトロン<8035>は今週のトレンドを牽引したのではないでしょうか。逆に決算はまだ芳しくはないもののアドバンテスト<6857>は11月1日の安値で底入れとなったか…さらに同様にアルバック<6728>にも先行期待の買いが入ったようですので今後のチャート形成には注目ですね。また、マルチビーム描画装置で世界トップシェアを誇り、海外投資家からも人気の日本電子<6951>が10日の決算を好感され、底値圏から浮上してきているので注目中です。
そして個人好みの小型株であれば…11月13日の下方修正の決算であく抜け的に買われているワイエイシイHD<6298>と、逆に好決算だったシリコンウエハー向けの精密工作機器を手掛ける浜井産業<6131>、その前の10日の決算が好感されて買われた産業用メモリを手掛けるミナトHD<6862>も「まだ期待していいかなぁ…」と見ています。
同様に13日の決算で上方修正を発表しいたファブレス半導体企業であるディジタルメディアプロフェッショナル<3652>は底値付近から一気に買いが入っていて目を見張りましたね。こちらは今後AI技術向上から連想される「自動運転」というテーマの視点からでも注目していきたいと思っています。同様に車載カメラ用半導体を手掛けるテックポイント・インク<6697>も、過去最高の売上・営業利益達成との事で買われており、チャートにも面白味が出てきていますね。最後は半導体製造企業向けにシステム開発を手掛けるティアンドエス<4055>は、業績が好調とあって買われています。特に日足の一目均衡表に入ってからも強い買いが入っているので面白そうです。
今回は以上です!
ここ最近のわたしのブログでは、上記でご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の『注目3銘柄』をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。もちろん株以外のネタも多種多様…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)。ではでは。Have a nice trade.
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執筆者名:さなさえ
ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』
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