決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】寄付 … Ｍ＆Ａ総研、田中化研、明治海 (10月28日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の10月27日から28日の決算発表を経て31日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　田中化研 <4080>
　23年3月期の連結経常損益を従来予想の7億円の赤字→14億円の黒字(前期は7.6億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上し、82.1％増益見通しとなった。

★No.2　Ｍ＆Ａ総研 <9552>
　22年9月期の経常利益(非連結)は前の期比3.7倍の20.8億円に伸び、23年9月期も前期比51.2％増の31.4億円に拡大を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.3　三晃金 <1972>
　23年3月期の連結経常利益を従来予想の25億円→29億円(前期は24.2億円)に16.0％上方修正し、増益率が3.3％増→19.8％増に拡大する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4080> 田中化研 　　　東Ｓ 　 +18.30 　 10/28　　上期　　　180.41
<9552> Ｍ＆Ａ総研 　　東Ｇ 　 +17.59 　 10/28　本決算　　　 51.15
<1972> 三晃金 　　　　東Ｓ　　 +9.57 　 10/28　　上期　　　 25.64
<6912> 菊水ＨＤ 　　　東Ｓ　　 +8.33 　 10/28　　上期　　　 17.77
<9029> ヒガシ２１ 　　東Ｓ　　 +3.92 　 10/28　　上期　　　 17.85

<3911> Ａｉｍｉｎｇ 　東Ｇ　　 +3.68 　 10/28　　　3Q　　　-64.71
<6973> 協栄産 　　　　東Ｓ　　 +3.44 　 10/28　　上期　　　 45.42
<3667> ｅｎｉｓｈ 　　東Ｓ　　 +3.18 　 10/28　　　3Q　　　　赤転
<9782> ＤＭＳ 　　　　東Ｓ　　 +2.78 　 10/28　　上期　　　 18.96
<6822> 大井電気 　　　東Ｓ　　 +2.25 　 10/28　　上期　　　　赤拡

<4366> ダイトーケミ 　東Ｓ　　 +2.17 　 10/28　　上期　　　-41.59
<6360> 東自機 　　　　東Ｓ　　 +2.06 　 10/28　　上期　　　142.35
<9115> 明治海 　　　　東Ｓ　　 +1.83 　 10/28　　上期　　　-58.66
<2481> タウンＮ 　　　東Ｓ　　 +1.35 　 10/28　　　1Q　　　 42.70
<9686> 東洋テク 　　　東Ｓ　　 +0.96 　 10/28　　上期　　　-32.85

<1381> アクシーズ 　　東Ｓ　　 +0.94 　 10/28　　　1Q　　　-44.22
<6870> フェンオール 　東Ｓ　　 +0.93 　 10/28　　　3Q　　　-23.77
<6161> エスティック 　東Ｓ　　 +0.83 　 10/28　　上期　　　 -9.02
<3316> 東日システム 　東Ｓ　　 +0.76 　 10/28　　上期　　　 52.67
<7559> ＧＦＣ 　　　　東Ｓ　　 +0.74 　 10/28　　上期　　　　赤縮

<1850> 南海辰村 　　　東Ｓ　　 +0.62 　 10/28　　上期　　　 58.73
<3648> ＡＧＳ 　　　　東Ｓ　　 +0.50 　 10/28　　上期　　　-43.39
<9701> 会舘 　　　　　東Ｓ　　 +0.44 　 10/28　　上期　　　　赤縮
<7185> ヒロセ通商 　　東Ｓ　　 +0.25 　 10/28　　上期　　　 34.89
<7939> 研創 　　　　　東Ｓ　　 +0.22 　 10/28　　上期　　　 40.32

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした31日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース