<動意株・29日>(大引け)=ジェイドG、日ヒュム、アスクル、cottaなど
NJS<2325.T>、日本ヒューム<5262.T>、日本鋳鉄管<5612.T>、大盛工業<1844.T>、ブルーイノベーション<5597.T>=下水道関連株が軒並み動意。29日付の日本経済新聞が「政府は老朽化した大規模な下水道の更新工事を2030年度までに全国で完了させる」と報じており、これを材料視する形で関連銘柄に投資資金が集中した。6月に閣議決定する国土強靱化の中期計画で目標を設定し、全長5000キロメートルに及ぶ下水道管の安全性を確保する方針とされ、株式市場では同インフラにかかわる企業の活躍機会が高まるとの見方が改めて強まった。
アスクル<2678.T>=5日続伸。28日の取引終了後、5月度(20日仮締めベース)の月次業績を開示した。単体の売上高は前年同月比7.1%増の313億8700万円と、3カ月ぶりに前年同月を上回り、評価されたようだ。主力のASKUL事業は8.0%増で、平日が前年同月比で1日多いことを踏まえた稼働日修正後ベースでは2.7%増となった。
cotta<3359.T>=急反発。28日の取引終了後、25年9月期連結業績予想について、売上高を136億1100万円から136億2000万円(前期比52.2%増)へ、営業利益を6億6200万円から7億3500万円(同54.1%増)へ、純利益を4億5600万円から4億8800万円(同43.1%増)へ上方修正したことが好感されている。主力の菓子・パン資材及び雑貨などの販売事業が堅調に推移しているほか、新たにグループに加わったTERAZ及びワークス・グループの業績が堅調に推移していることが要因。また、販管費が想定を下回っていることも寄与する。
A&Dホロンホールディングス<7745.T>=上値指向強める。注目された米エヌビディア<NVDA>の決算は売上高・利益ともにコンセンサスを上回る好調な内容で、時間外取引で大きく買われたことで東京市場でも半導体周辺株全般に風向きは順風となっている。そのなか、同社は先端半導体の測定などで必須となる電子ビーム技術に定評があり、特に走査型電子顕微鏡の応用装置で主力製品となっているCD―SEMでは大手半導体メーカーを中心に引き合いが旺盛。今期予想も含め営業利益は過去最高更新基調を続けている。28年3月期を最終年度とする中期経営計画では営業利益段階で117億円(前期実績88億1300万円)を見込むが、長期ビジョンの数値目標も開示しており、2035年3月期に営業利益段階で300億円を設定している。時価予想PERはわずかに8倍前後にとどまっており、投資指標面からも中長期的に大幅な株価水準訂正が見込まれる状況にある。
ネクセラファーマ<4565.T>=大幅高。同社はきょう、創出している「NBI-1117568」について、提携先のニューロクライン・バイオサイエンシズ
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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