東京株式(前引け)=続落、北朝鮮リスク意識されるなか売り優勢
きょう前場の東京株式市場は、売りが優勢の展開で前場後半に下げ幅を拡大する展開となった。前日の米国株市場が休場で手掛かり材料を欠くなか、前日の北朝鮮のICBMの発射などが重荷となったほか、為替がドル安・円高含みに推移したこともあって買いが手控えられた。その後、取引時間中に韓国国防省が北朝鮮が6度目の核実験をする可能性に言及したことが伝わり、これを受けて日経平均は下げ幅を拡大し、前引けは2万円大台を割り込んで着地している。
個別ではソフトバンクグループ<9984.T>が冴えず、ファーストリテイリング<9983.T>も売りに押された。JR東海<9022.T>、JT<2914.T>も軟調、芦森工業<3526.T>が利益確定売りに値を下げ、enish<3667.T>も大幅安。半面、トヨタ自動車<7203.T>、SUBARU<7270.T>など自動車株が強く、東京エレクトロン<8035.T>、SUMCO<3436.T>も反発に転じた。サクサホールディングス<6675.T>が急伸、フォーカスシステムズ<4662.T>も値を飛ばした。石川製作所<6208.T>も朝安から切り返した。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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