店舗転貸借事業は、転貸借物件数が前事業年度末比119件増の2,335件となり、売上高66.26億円(前年同期比12.2%増)となった。営業利益は4.23億円(同17.3%減)であったが、これは採用費、給与、システム関連費用等、将来に向けた投資の影響によるものだという。
不動産売買事業は、店舗転貸借事業を更に推進する為、不動産業者との関係強化を目的として、店舗不動産の仕入販売や建築販売を実施している。2Qにおいては経済社会活動の正常化に伴い、市場における様子見傾向が軽減するなかで、6物件を売却、6物件を取得している。その結果、売上高4.72億円(前年同期比139.1%増)、営業利益1.02億円(同135.0%増)と好調であった。
24年3月期の連結業績予想については、5月公表のものから変更なく、売上高148.44億円(前期比13.6%増)、営業利益12.76億円(前期比5.3%増)、経常利益13.06億円(前期比8.8%増)、当期純利益8.91億円(前期比0.7%増)。海外景気の下振れ、金融資本市場の変動、物価上昇、新型コロナの感染再拡大などのリスクもあり今後の見通しは不透明としながらも、インバウンドを含む人流の回復が顕著となる中で、市場性の高い店舗物件の仕入に注力する方針という。
配当は、経営基盤の強化や将来の事業展開のために必要な内部留保を確保しつつ、継続的かつ安定的に実施していくことを基本方針としており、2024年3月期の1株当たり配当額は20円と3期連続の増配を予想している。
<SO>
この銘柄の最新ニュース
テンポイノベのニュース一覧- 会社分割による持株会社体制への移行に伴う吸収分割契約の締結及び定款一部変更に関するお知らせ 2024/05/17
- 剰余金の配当に関するお知らせ 2024/05/17
- [Delayed]Summary of Consolidated Financial Results for the Year Ended March 31, 2024 (Based on Japanese GAAP) 2024/05/15
- 決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … 清水建、スクエニHD、九州FG (5月13日発表分) 2024/05/14
- テンポイノベーション---中期経営計画と配当方針の修正を発表 2024/05/14
マーケットニュース
- 今週の【早わかり株式市況】2週ぶり反発、米株高引き継ぐも上値の重さ意識 (05/18)
- ダウ平均は反発 次の展開を見極めたい雰囲気も=米国株概況 (05/18)
- NY株式:NYダウは134ドル高、利下げ期待が支援 (05/18)
- バス&ボディワークスが上昇 アナリストが目標株価を53ドルに引き上げ=米国株個別 (05/18)
テンポイノベーションの取引履歴を振り返りませんか?
テンポイノベーションの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。