テクノフレ、上期経常を10％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も3円増額

　テクノフレックス <3449> [東証Ｓ] が7月14日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。22年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益を従来予想の14.5億円→15.9億円(前年同期は12.2億円)に9.9％上方修正し、増益率が18.5％増→30.1％増に拡大し、従来の2期ぶりの上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。
　なお、通期の連結経常利益は従来予想の27.5億円(前期は27.7億円)を据え置いた。

　業績好調に伴い、今期の上期配当を従来計画の20円→21円に増額し、下期配当も従来計画の21円→23円に増額修正した。年間配当は44円(前期は41円)となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当第２四半期連結累計期間は、中国上海市のロックダウンにより出荷が制限され厳しい事業環境でしたが、主力の継手事業が収益を伸ばし、連結業績が予想を上回る見込みです。また、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、2022年４月１日付で連結子会社の株式会社アクアリザーブを吸収合併したことによる税効果の影響がございます。これらのことから、当社は、当第２四半期連結累計期間の連結業績予想数値を上方修正することといたしました。なお、通期の業績予想につきましては、原材料価格や為替の変動が大きく先行き不透明なことから、2022年５月６日付の業績予想を据え置いております。今後、修正が必要な場合には、適時に開示して参ります。※ 上記予想は、本開示の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成されたものであり、将来発生する様々な要因により、異なる結果となる可能性を含みます。

　中間配当の内容当社は、株主様に対する利益還元について、安定的かつ継続的に実施することを重要な経営課題と認識し、経営環境、将来の事業展開、業績の推移及び長期的な事業展開と財務体質・収益基盤の強化、並びに内部留保の充実等を総合的に勘案したうえで決定し、安定的かつ継続的な配当に加え業績連動により年間配当性向40％以上を目標とすることを基本方針としております。さて、当期の中間配当につきましては、当第２四半期連結累計期間の業績および市場環境等を総合的に検討した結果、直近の配当予想の１株当たり20円から１円増配して21円をお支払いすることといたしました。期末配当予想の修正当期は原材料価格や為替の変動が大きく、先行き不透明な状況が続いておりますが、当社は、当期の期末配当予想につきまして、当第２四半期連結累計期間の業績および市場環境等を総合的に検討した結果、１株あたり２円の増配予想といたしました。これにより当期の配当予想は、期末配当予想が23円となり直近の配当予想21円から２円の増配予想に、年間配当予想が44円となり直近の配当予想41円から３円の増配予想になりました。