決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … スマレジ、ジェネパ、ジェイック (9月14日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の9月11日から14日の決算発表を経て15日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　ツクルバ <2978>
　20年7月期の最終損益(非連結)は4億3100万円の赤字(前の期は1000万円の黒字)に転落し、従来予想の3億7200万円の赤字を下回って着地。

▲No.3　山王 <3441>
　20年7月期の連結経常損益は8600万円の黒字(前の期は4億1000万円の赤字)に浮上したが、21年7月期の同利益は前期比18.6％減の7000万円に減る見通しとなった。

▲No.4　ＶＮＸ <4422>
　20年7月期の連結経常損益は9500万円の赤字(前の期は9200万円の赤字)に赤字幅が拡大し、従来予想の7700万円の赤字を下回って着地。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3195> ジェネパ 　　　東Ｍ 　 -13.00 　　9/14　　　3Q　　　　黒転
<2978> ツクルバ 　　　東Ｍ 　 -12.34 　　9/14　本決算　　　　赤拡
<3441> 山王 　　　　　ＪＱ　　 -9.79 　　9/14　本決算　　　-18.60
<4422> ＶＮＸ 　　　　東Ｍ　　 -8.79 　　9/14　本決算　　　　　－
<3988> ＳＹＳＨＤ 　　ＪＱ　　 -8.75 　　9/14　本決算　　　-12.02

<1844> 大盛工業 　　　東２　　 -8.33 　　9/14　本決算　　　-40.04
<8927> 明豊エンタ 　　ＪＱ　　 -6.41 　　9/14　本決算　　　 12.61
<4431> スマレジ 　　　東Ｍ　　 -6.29 　　9/14　　　1Q　　　-33.97
<7073> ジェイック 　　東Ｍ　　 -5.94 　　9/14　　上期　　　　赤転
<3804> システムディ 　ＪＱ　　 -5.39 　　9/14　　　3Q　　　 94.78

<6548> 旅工房 　　　　東Ｍ　　 -2.56 　　9/14　　　1Q　　　　赤転
<2776> 新都ＨＤ 　　　ＪＱ　　 -1.96 　　9/14　　上期　　　　赤縮
<8925> アルデプロ 　　東２　　 -1.69 　　9/14　本決算　　　　9.31

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした15日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース