―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の12月27日から28日の決算発表を経て29日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 FフォースG <7068>
22年5月期の連結経常利益を従来予想の10.8億円→8.5億円(前期は8.7億円)に21.2%下方修正し、一転して2.4%減益見通しとなった。
▲No.3 パレモ・HD <2778>
22年2月期の連結最終損益を従来予想の3.5億円の赤字→14.5億円の赤字(前期は18.8億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を80.2%毀損する規模となった。
▲No.4 日創プロニ <3440>
22年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比67.7%減の6000万円に大きく落ち込み、9-2月期(上期)計画の2億1700万円に対する進捗率は27.6%にとどまり、5年平均の44.9%も下回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<7068> FフォースG 東M -18.23 12/28 上期 66.23
<2186> ソーバル JQ -3.04 12/28 3Q 19.02
<2778> パレモ・HD 東2 -2.61 12/28 3Q 赤縮
<3440> 日創プロニ 東2 -1.65 12/28 1Q -67.74
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした29日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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