懸念された新型コロナウイルス感染症の影響は現在のところ限定的に留まっており、引き続き新型コロナウイルス感染症対策をとるとともに、ライフサイエンス領域の研究開発に資する多様な自社製品・商品・サービスの提供と、在庫の適正化及び迅速出荷に取り組んでいる。当第3四半期累計期間における売上高は増収となり、売上総利益は前年同期比5.6%減の25.91億円、売上総利益率は36.4%(前年同期実績39.9%)となった。為替レートは当第3四半期累計期間平均123円/ドル(前年同期107円/ドル)で推移した。販売費及び一般管理費は、人件費を主として増加し、各利益は減益となった。
また、売上高を品目別にみると、研究用試薬は前年同期比5.6%増の55.30億円、機器は同2.8%減の15.12億円、臨床検査薬は同4.1%減の0.84億円となった。
2022年12月期通期については、売上高が前期比4.0%増の96.00億円、営業利益が同33.3%減の7.00億円、経常利益が同35.4%減の7.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同36.3%減の4.70億円とする7月25日に修正した連結業績予想を据え置いている。「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期の期首から適用しており、2022年12月期の連結業績予想は、当該会計基準等を適用した後の数値となっている。
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