<動意株・25日>(大引け)=黒田精、新日無、アンジェスMGなど
新日本無線<6911.T>=大幅高。世界的なスマートフォンの出荷増勢で関連業界の動きもにわかに慌ただしくなっている。東京エレクと米アプライドの経営統合も半導体の高機能化に伴う設備投資強化の必然性が引き金となった。そうしたなか、同社はスマートフォンやタブレットの需要拡大を底流に強みとするSAWフィルターやマイクロ波応用デバイスが回復傾向を強めており、業績変化への期待が大きい。
アンジェス MG<4563.T>=一時ストップ高。午前中に、日本においてHGF遺伝子治療の血管新生作用を増強させる併用療法の医薬用途特許が成立したと発表。これを好感した買いが入っている。今回の特許は、重症虚血肢(末梢動脈閉塞症)や心筋梗塞などの虚血性心疾患に対して、プロスタサイクリン合成酵素遺伝子治療を併用することで、HGF遺伝子治療の血管新生作用を増強させ、治療効果を高めることが期待される新たな遺伝子治療法を提供するもの。
内外テック<3374.T>=ストップ高。半導体製造装置の部品の仕入れ販売を手掛けているが、東京エレクトロン<8035.T>への売り上げ依存度が高い。米アプライドマテリアルズと東エレクとの経営統合で関連銘柄としてビジネスチャンスが広がるとの期待や、再編思惑を刺激材料に短期資金の買いが集中した。
日本高周波鋼業<5476.T>=急騰。2月5日につけた年初来高値を一気に更新。特に目新しい材料は観測されていないものの、前日にはTYK<5363.T>がストップ高するなど鉄鋼周辺の低位材料株がにぎわっており、この動きが同社株にも波及したもよう。また、2月に高値をつけて以降、8カ月近くも高値未更新であったことから、出遅れ意識も株価急騰に一役買っているようだ。
エムアップ<3661.T>=前日ストップ高に続き大幅高。前週末20日に、東京証券取引所の承認を受けて、9月27日に東証マザーズ市場から同1部市場に市場変更されることになったと発表したことを引き続き好感。TOPIXの算入とそれに伴うファンドからの資金流入に期待。また、同じく20日にはゆるキャラ(東京都中央区)、みうらじゅん事務所(東京都新宿区)とゆるキャラグランプリ運営管理やゆるキャラを使用したデジタルコンテンツの運営・配信などの分野で業務提携を行うことで合意したと発表しており、これによる業績への寄与も期待されている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
この銘柄の最新ニュース
内外テックのニュース一覧- 2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結) 2024/11/13
- 内外テック、上期経常は21%減益で着地 2024/11/13
- 2025年3月期第2四半期(中間期)連結業績予想値と実績値との差異に関するお知らせ 2024/11/13
- 厚木出張所の開設に関するお知らせ 2024/10/11
- 固定資産の取得に関するお知らせ 2024/10/11
マーケットニュース
- 日経平均14日寄り付き=189円高、3万8911円 (11/14)
- 14日=シンガポール・日経平均先物寄り付き3万8945円(+275円) (11/14)
- 前場に注目すべき3つのポイント~トリプルレッドに備えるなかでハイテク株は手掛けにくい~ (11/14)
- 13日の米株式市場の概況、NYダウ反発 利下げ観測が支援 (11/14)
おすすめ条件でスクリーニング
内外テックの取引履歴を振り返りませんか?
内外テックの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。