大引けの日経平均は前週末比43.17円安の29025.46円となった。東証1部の売買高は10億8498万株、売買代金は2兆5295億円だった。業種別では、医薬品、水産・農林業、食料品が下落率上位だった。一方、鉱業、石油・石炭製品、非鉄金属が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の45%、対して値上がり銘柄は51%となった。
個別では、前週末に大幅高となったレーザーテック<6920>が一転2%の下落。ソフトバンクG<9984>、SUMCO<3436>、ソニーG<6758>、キーエンス<6861>もさえない。
マネーフォワード<3994>やパソナ<2168>は決算発表で、マツキヨココ<3088>は月次売上発表で大きく売られた。また、ベイカレント<6532>は決算発表による材料出尽くし感からストップ安を付け、監査法人から結論不表明とのレビューを受領したEduLab<4427>は売り気配のままストップ安比例配分となった。一方、11月の生産計画を受けて懸念が後退したトヨタ自<7203>は2%超の上昇。郵船<9101>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>もしっかり。INPEX<1605>は原油高で5%近い上昇となり、東邦鉛<5707>など非鉄金属株の一角も急伸した。また、三井松島HD<1518>が東証1部トップとなり、ミタチ<3321>はストップ高を付けた。
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