【売り】㈱イントランス(3237)カジノ関連として注目集めるが、既に売り圧力強まる。今後の急落に注意= フェアトレード 西村剛
■注目理由
11月14日に決算を発表。
平成29年3月期第2四半期(平成28年4月1日~平成28年9月30月)の業績は、前年同期比で売上高+110.5%、経常利益は+6.5%で増収増益に着地。
通期計画に対する進捗率は5年平均の104.5%を下回り83.4%となった。
25日の日経速報ニュースで、同社が昨夏に人口島の一部を取得しカジノを含む統合型リゾート(IR)開発に向け準備をしていると報じられた。(出典:2017年1月25日 株探ニュース)
この報道を受けてカジノ関連として買い材料視された模様であり、株価は24日終値の203円から25日終値の283円まで大幅上昇、翌26日もさらに値上がりして一時294円に達する場面も見られた。
一方でその直後には株価は急落しており売り圧力の強まりが伺えるので、短期的に下落が続く可能性がある。空売りできない場合も、利益確定の良い頃合いと考えられるだろう。今から追いかけ買いするのは危険か。