イントランスが急落、１６年３月期営業利益４億３０００万円への下方修正を嫌気

　イントランス<3237.T>が急落。同社は５日の取引終了後、１６年３月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を３０億円から２３億６０００万円（前の期比６２．７％減）へ、営業利益を１３億円から４億３０００万円（同５８．１％減）へ、純利益を８億円から２億１０００万円（同７８．３％減）へ下方修正。加えて期末一括配当を５円から２円（前期７円）へ引き下げており、これを嫌気している。

　営業出資金により行っていた２案件のうち、「中国地方における土地開発プロジェクト」は土地開発の許認可が３月下旬におり、１７年３月期第１四半期まで計上時期がズレ込む見込み。加えて「都心における土地開発プロジェクト」は、３月３１日に完了したものの、権利関係などの調整に想定以上の追加コストが発生した影響がでている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）