■アプリックス <3727> 223円 (+50円、+28.9%) ストップ高
アプリックス <3727> [東証G]がストップ高。祖業のソフト基盤技術から撤退しIoT分野に経営資源を集中しており、主力のストックビジネス事業が成長シナリオの帰趨を左右する状況にある。そうしたなか、資本戦略にも力を入れ、前週末16日取引終了後、統合型マーケティング事業を展開するグローバルキャストを株式交換によって完全子会社化することを発表、これを手掛かり材料に投資マネーが集中した。株価が低位に位置するとともに時価総額50億円未満と超小型株で、足の速さに期待した個人投資家などの短期資金を誘引していた。
■ミツバ <7280> 1,454円 (+300円、+26.0%) ストップ高
東証プライムの上昇率トップ。ミツバ <7280> [東証P]がストップ高。同社は自動車のワイパーに用いるモーターを主力製品とする自動車部品メーカーで、昨年11月には三恵技研工業(東京都北区)やFuture Materialz(同杉並区)とともに、希土類( レアアース)を使わない強磁性窒化鉄系磁石を開発し、同磁石が車載電装モーターとしての性能を持つことを確認したと発表している。日中関係の悪化を背景にレアアースの調達網強化と製造業全般での脱レアアース化の重要性が説かれるなか、足もとで同社に対する投資家の注目度が急上昇している。17日には日本テレビ系列のニュースにおいてミツバが取り上げられ、レアアースを使わないモーターが紹介されたことも、刺激材料となった。
■エムビーエス <1401> 1,675円 (+293円、+21.2%) 一時ストップ高
エムビーエス <1401> [東証G]が3日ぶり急反騰、一時ストップ高となった。同社は16日、資本・業務提携先のドーナッツロボティクスが二足歩行ヒューマノイド「cinnamon1」の記者発表会を21日に開催することを明らかにしており、関心が高まったようだ。cinnamon1は、独自開発AIを搭載した日本初となる日本ブランドを目指した量産型のVLM搭載二足歩行ロボット。VLMとは画像と言語を同時に扱うことができるAIモデルで、カメラで取得した映像と自然言語での指示を理解し行動することができるようになるという。
■中村超硬 <6166> 469円 (+80円、+20.6%) ストップ高
中村超硬 <6166> [東証G]がストップ高。前週末16日に1本値のストップ高で買い物を残す異彩人気に沸いたのに続き、19日もストップ高に買われた。中国の輸出規制強化を背景にレアアース関連に位置付けられる銘柄が総花的に買われるなか、同社株はその出遅れとして人気化素地を開花させた。超硬合金加工などに強みを有するが、ナノサイズのゼオライト製品の事業化に傾注している。ゼオライトはレアアース・フリー蛍光体としての活用や、触媒用途としてレアアース代替候補にも挙がっているほか、レアアース回収に際して吸着剤への利用が見込まれる。「国内ではゼオライト関連に位置付けられる銘柄として同社が関連最右翼」(中堅証券ストラテジスト)という指摘もあり、持ち前の急騰習性に火がついた格好だった。
■ライトアップ <6580> 3,135円 (+503円、+19.1%) ストップ高
ライトアップ <6580> [東証G]がストップ高。19日寄り前、中小企業向けAIエージェント・パッケージの12月の受注実績を発表した。12月の受注実績は1337体で目標としていた1000体を大きく上回っており、材料視した買いが流入した。9月の受注実績539体から大幅に拡大した。今後は受注母数の拡大を基盤としつつ、検討期間の短縮や高付加価値案件の比率向上を図る。
■ウェリタス <130A> 558円 (+80円、+16.7%) ストップ高
Veritas In Silico <130A> [東証G]がストップ高。19日午後1時30分ごろ、東京慈恵会医科大学と共同研究を進めている筋萎縮性側索硬化症(ALS)の治療に向けた新たな核酸医薬品の物質特許について1件が特許公開されたと発表しており、材料視された。ALSは脳や脊髄にある筋肉を動かすための運動ニューロンが障害を受け、手足・喉・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉が徐々に動かなくなる病気。2016年度時点で世界に約30万人、日本に約1万人の患者がいるという。ウェリタスらはALSの発症に強く関わっている可能性が示された「抑制性短縮型TDP-43」を核酸医薬品により減少させる治療戦略の研究を実施。核酸医薬品について2種の特許を出願しており、うち1つが審査手続きの進捗により特許公開に至った。
■ヴィッツ <4440> 1,706円 (+241円、+16.5%)
ヴィッツ <4440> [東証S]が急反騰。時価は21年10月以来約4年3ヵ月ぶりの高値圏に浮上していた。システム開発を手掛けるが、特に自動車関連の組み込みソフトで実力を発揮する。トヨタグループなど自動車メーカーを中心に需要を獲得しているが、ソフトウェアが車両機能を制御しアップグレードが可能なSDVの開発に傾注していることから、フィジカルAI関連の有力銘柄としてマーケットの視線が集まっている。ここ株価水準を急上昇させているものの、PERなどから割高感に乏しいことも投資資金の参戦を促す背景となっていたもようだ。
■FIG <4392> 364円 (+43円、+13.4%)
東証プライムの上昇率3位。FIG <4392> [東証P]が4日続急騰。モバイルクリエイトと石井工作研究所を軸に共同持ち株会社の形態で発足した企業だが、業務テリトリーは幅広く、車載関連装置の製造やGPSを活用したタクシー配車システムなど自動車業界向けで活躍度合いを高めている。AGV(無人搬送車)やAMR(自律走行搬送ロボット)などでも実績が高いことで、フィジカルAI関連の一角として頭角を現してきた。業績も25年12月期は回復色が鮮明で、300円台の株価には値ごろ感が漂っていた。
■KG情報 <2408> 768円 (+77円、+11.1%)
KG情報 <2408> [東証S]が6日続急騰。前週末16日の取引終了後、集計中の25年12月期の連結業績について、売上高が従来予想の26億9400万円から27億3600万円(前の期比10.9%増)へ、営業利益が3億3500万円から4億4000万円(同44.7%増)へ、純利益が2億100万円から3億3500万円(同39.0%増)へそれぞれ上振れて着地したようだと発表しており、これを好感した買いが流入した。生活関連情報における「家づくり学校」において、各種施策による集客効果が顕在化したことで来校者数が想定を上回ったことが売上高の上振れにつながった。また、事業運営の効率化を進めるなかで、人件費が想定を下回って推移したことも寄与した。
■アイスペース <9348> 604円 (+52円、+9.4%)
アイスペース <9348> [東証G]が3日続急伸。前週末16日の取引終了後に、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が公募した宇宙戦略基金(第2期)の技術開発テーマ「月極域における高精度着陸技術」に採択されたと発表しており、好材料視された。公募に対して、技術開発課題「南極近傍への高精度着陸と通信中継衛星を用いた極域でのペイロード活動支援」を提案し採択された。支援上限額は200億円で、これを受けてランダーを中心とする技術開発を推進する。また、今回の採択をもって、29年の高精度月面着陸を目指し、ミッション6の月着陸船(ランダー)開発を開始するとあわせて発表した。
■技術承継機構 <319A> 12,620円 (+880円、+7.5%)
技術承継機構 <319A> [東証G]が急反発。前週末16日取引終了後、各種産業機器・機械の切削加工を行う堀越精機(東京都大田区)を買収すると発表した。堀越精機の発行済み株式100%を26億1200万円で取得する。
■イオン <8267> 2,257円 (+141円、+6.7%)
東証プライムの上昇率7位。イオン <8267> [東証P]が急反発。今週23日に召集される通常国会冒頭での衆院解散が確実視され、総選挙が行われる方向にあるなか、自民党の鈴木俊一幹事長が前日18日に時限的な「食料品の消費税率ゼロ」を衆院選の公約に盛り込むことに前向きな姿勢を明示していた。国民の物価高に対する懸念が根強いなかで、食品関連株を強く刺激する格好となった。
■アジュバン <4929> 824円 (+49円、+6.3%)
アジュバンホールディングス <4929> [東証S]が8日続急伸。同社は16日取引終了後、26年3月期第3四半期累計(3月21日-12月20日)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比33.1%増の2億6300万円となり、通期計画の1億2600万円を超過した。売上高は同4.0%減の31億2100万円となった。スキンケアとヘアケアの売り上げがともに減少したが、IT関連費、研究開発費、広告宣伝費、減価償却費などの販管費削減によりカバーした。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いた。
■ヘッドウォ <4011> 3,490円 (+185円、+5.6%)
ヘッドウォータース <4011> [東証G]が4日続急伸。人工知能(AI)を活用したソリューションを開発から運用・保守まで一気通貫で対応し企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)需要を取り込んでいる。特に先駆的な活躍をみせるAIエージェント分野の延長線上にあるロボティクスや自動運転分野に積極参入の構えをみせており、フィジカルAI関連の有力株として投資資金を引き寄せていた。業績もトップラインの伸びが際立っており、将来的な利益成長加速に対する期待も大きい。
■ティムコ <7501> 1,671円 (+71円、+4.4%)
ティムコ <7501> [東証S]が大幅反発。買い先行後に戻り売りにされる場面があったものの、その後持ち直した。前週末16日の取引終了後、25年11月期の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を開示した。売上高予想を35億7200万円(前期比11.0%増)、営業損益予想を2800万円の黒字(前期は9800万円の赤字)、最終損益予想を1600万円の黒字(同1億2800万円の赤字)とした。各利益が黒字転換する見通しになっており、株価の支援材料となったようだ。今期期首の12月はフィッシング部内に集中していた輸出機能を独立させ、より機動的かつ幅広いアイテムを展開できるようにするなど、社内体制の変更に着手した。海外展開とECの強化を軸に、熊よけスプレーなどの販売拡大や新製品の展開を予定している。25年11月期の連結決算は営業損益の赤字幅が前回予想から下振れして着地した。一部滞留商品の値下げ販売や廃棄、販管費の増加が響いた。また、最終損益について、繰延税金資産の回収可能性を検討した結果、法人税等調整額の損失1600万円を追加で計上した。
■リプロセル <4978> 178円 (+7円、+4.1%)
リプロセル <4978> [東証G]が大幅反発。前週末16日の取引終了後に、出資先である台湾のステミネント・バイオセラピューティクス社が、日本の再生医療等製品製造受託(CDMO)大手サイト・ファクト社と、ステミネント社が開発する細胞治療製品「ステムカイマル」の製造・供給に向けた協力に関する基本合意書を締結したと発表した。同製品は脊髄小脳変性症を対象に台湾及び日本で第2相臨床試験を完了し、日本ではリプロセルが医薬品医療機器総合機構(PMDA)と申請に向けた集中的な事前相談(事前面談)を行い早期の「条件及び期限付承認」の取得を目指しており、日本市場での承認取得後の供給体制整備に向けた動きとして好材料視された。なお、同件によるリプロセル業績への影響は軽微としている。
■ロボペイ <4374> 2,792円 (+88円、+3.3%)
ROBOT PAYMENT <4374> [東証G]が大幅反発。前週末16日取引終了後、2025年12月度の月次売上高を発表。全社売上高は前年同月比15.9%増とプラス基調を継続した。これが好感された。
■イーレックス <9517> 644円 (+14円、+2.2%)
イーレックス <9517> [東証P]が反発。米ブルームバーグ通信が19日、「新電力の大手イーレックスは、昨年10月に民事再生法適用の申請をした電力卸企業エネトレード(東京・港)のスポンサーになるため交渉を進めている」と報じ、材料視されたようだ。協議がまとまれば、エネトレードは事業をイーレックスに譲渡する契約を結び、3月末ごろの移管を予定していると伝えている。
■エニマインド <5027> 665円 (+14円、+2.2%)
AnyMind Group <5027> [東証G]が3日続伸。前週末16日の取引終了後に、タレントプロダクション事業などを行う子会社GROVEを通じて、クリエイター支援事業を展開するBcode(東京都港区)の全株式を1月16日付で取得し子会社化したと発表しており、好材料視された。Bcodeは、TikTok LIVEを中心に強固なファンコミュニティを持つ700人以上のライバーアセットを擁しており、子会社化によりエニマインドグループのソーシャルメディアマーケティングやソーシャルコマース体制の強化を図るのが狙い。また、GROVEが展開するタレントマネジメント事業との連携を通じて、ライバーの継続的な育成やトップクリエイターの活動展開を支援し、オンライン・オフラインを横断したソーシャルコマース支援を更に強化する。取得価額は非開示。なお、26年12月期業績に与える影響は軽微としている。
■高砂香 <4914> 1,568円 (+32円、+2.1%)
高砂香料工業 <4914> [東証P]が続伸。前週末16日の取引終了後に、保有する久光製薬 <4530> [東証P]の株式の全てについて、MBOに伴うタイヨー興産(福岡県久留米市)によるTOBに応募すると発表。それに伴い26年3月期に投資有価証券売却益24億800万円を特別利益として計上する見込みとしたことが好材料視された。
■住友重 <6302> 4,861円 (+97円、+2.0%)
住友重機械工業 <6302> [東証P]が6日続伸。同社は19日、がん治療薬の実用化に向けた「アスタチン核医学治療社会実装共同研究部門」を大阪大学と設立したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。この共同研究部門は、がん細胞をピンポイントで攻撃できる新しい治療法として注目されている「アスタチン-211」を用いたアルファ線核医学治療薬の実用化に向けて、その原料となる放射性同位体「At-211」を、薬剤原料として安定的かつ高品質に製造・供給するための技術基盤及び品質標準を確立することを目的としたもの。この研究開発成果をもとに、同社が市場供給を担う体制のもとで産官学が連携し、「At-211」を基盤とする新規アルファ線核医学治療薬の実用化と普及を支える持続的な社会実装基盤の構築を進めるとしている。
※19日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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