■サイボウズ <4776> 1,923円 (+198円、+11.5%)
東証プライムの上昇率4位。サイボウズ <4776> [東証P]が8日ぶり急反騰。8日朝に2024年提示株主総会の招集通知と株主総会資料を開示した。このうち事業報告のなかで、23年12月31日現在の大株主の項目に著名投資家の井村俊哉氏の名があり、井村氏の持ち株数が22年12月末の99万2000株(持ち株比率2.16%)から125万7000株(同2.63%)に増加したことが明らかになった。これが投資家の関心を集める方向に作用し、株価を刺激したようだ。井村氏は23年末時点で第7位の大株主となっている。22年末は第8位だった。
■一工薬 <4461> 3,835円 (+305円、+8.6%)
東証プライムの上昇率7位。第一工業製薬 <4461> [東証P]が4日続急伸。8日午後2時ごろ、24年3月期連結業績予想について売上高を620億円から625億円(同4.0%減)へ、純利益を4億円から10億円(前期4億700万円の赤字)へ上方修正すると発表。あわせて期末配当予想を30円から45円に増額しており、これが好感された。市況回復による需要増加や価格転嫁が業績を押し上げる。また、経費削減や投資有価証券売却益の計上も寄与する見通し。期末配当の増額により、年間配当は65円(前期80円)となる見込みだ。
■大ガス <9532> 3,446円 (+249円、+7.8%)
大阪ガス <9532> [東証P]が3日続急伸。7日の取引終了後、24年3月期の配当予想を65円から72円50銭(前期60円)に増額修正すると発表。同時に来25年3月期の年間配当について95円と増配する見通しを示しており、積極的な株主還元姿勢を評価した買いを集めた。あわせて、25日付で676万7900株(発行済み株数の1.6%)の自社株を消却することを明らかにした。更に27年3月期を最終年度とする中期経営計画を公表。最終年度に自己資本利益率(ROE)8%程度、株主資本配当率(DOE)3%を目指す方針を掲げた。
■ダイハツデ <6023> 1,619円 (+97円、+6.4%)
ダイハツディーゼル <6023> [東証S]が急反発。8日付の日本経済新聞朝刊が「ダイハツディーゼルは船舶向けの発電用ディーゼルエンジンを増産する」と報じ、事業拡大を期待した買いを誘ったようだ。報道によると、約60億円を投じて姫路工場の設備を増強し、2026年に生産能力を現状から8割増やす。世界的に堅調な船舶向けの需要に対応するとしている。
■ポート <7047> 2,258円 (+117円、+5.5%)
ポート <7047> [東証G]が3日ぶり急反発。SBI証券が7日、ポートの目標株価を3400円から3580円に増額修正した。投資判断は「買い」を継続する。人材支援サービスでは総会員数の拡大が今後の成約件数の増加や単価上昇など、好循環モデルの強化につながると想定。販売支援サービスではエネルギー領域で単価上昇トレンドが継続しているとして、収益の一段の積み上げを見込む。同証券はポートの25年3月期営業利益予想を27億2000万円から28億円に引き上げている。
■テレ朝HD <9409> 2,005円 (+97円、+5.1%)
テレビ朝日ホールディングス <9409> [東証P]が続急伸。7日の取引終了後、24年3月期の期末配当予想を30円から40円へ増額修正したことが好感された。年間配当は60円となり、前期実績に対して10円の増配になる予定だ。
■東邦HD <8129> 3,356円 (+143円、+4.5%)
東邦ホールディングス <8129> [東証P]が大幅続伸。8日午後1時ごろ、自社株183万8800株(発行済み株数の2.93%)を3月29日付で消却すると発表しており、好材料視された。なお、消却後の発行済み株数は7643万1342株となる。
■Genky <9267> 6,380円 (+180円、+2.9%)
Genky DrugStores <9267> [東証P]が4日ぶり反発。SMBC日興証券が7日、Genkyの目標株価を6100円から7300円に引き上げた。投資評価は「1」を継続する。強みであるRPDC(プロセスセンター)を生かし、精肉や惣菜などで高い売上成長率を維持していると指摘。プライベートブランドの比率が業界内でも高く、粗利率も一定水準を保っていると評価したうえで、中長期でのオーガニックな成長が期待できるとの見方を示す。同証券はGenkyの25年6月期営業利益予想を81億円から91億円に増額修正した。
■松風 <7979> 2,772円 (+61円、+2.3%)
松風 <7979> [東証P]が上伸。同社は7日取引終了後、中国(江蘇省常州市)に歯科材料及び機器の製造を手掛ける子会社を設立すると発表。子会社の設立は、中国での更なる需要に対応するため供給能力を拡大することが主な目的。今年7月から製造設備の導入などの準備を進め、26年から稼働を開始する予定だとしている。
■シークス <7613> 1,653円 (+27円、+1.7%)
シークス <7613> [東証P]が反発。8日午後1時ごろ、バイオ医薬品のCDMO事業(受託製造開発事業)を行うRenzoku Biologics(東京都千代田区)が実施する第三者割当増資を引き受け、連結子会社化すると発表したことが好感された。第三者割当増資により発行される1億7812万5000株を23億7500万円で取得する。これによりシークスのRenzoku株式保有割合は96.0%となる。今回の出資を通じてシークスは、抗体医薬品の次世代の生産方式といわれる完全連続生産技術の社会実装を支援するとともに、この技術を基盤として新たにバイオ医薬品のCDMO事業に取り組むとしている。
■オイシックス <3182> 1,307円 (+19円、+1.5%)
オイシックス・ラ・大地 <3182> [東証P]が反発。7日の取引終了後、「旬八青果店」を運営しているアグリゲート(東京都品川区)を新株予約権の行使及び既存株主からの株式取得により連結子会社化したと発表しており、好材料視された。アグリゲートは23年5月からオイシックスの持ち分法適用関連会社となっており、もったいない食材の流通販売など多くのシナジー創出を進めている。当初から子会社化を視野に入れていたが、旬八青果店の実店舗を活用することでのフードロス削減や、グループ間での商品流通に取り組み、両社にとってプラスとなる効果が今後も期待できることや、連携を強化することで事業成長につながると判断し、今回連結子会社化したという。
■メタウォータ <9551> 2,268円 (+28円、+1.3%)
メタウォーター <9551> [東証P]が4日ぶり反発。8日午前中、愛知県と「衣浦西部流域下水道事業 汚泥焼却施設機械設備工事(週休2日・環境整備)」に関する工事請負契約を締結したと発表しており、好材料された。契約金額は102億3000万円で、工事期間は2月14日から28年3月17日まで。また、川崎市上下水道局と、「加瀬水処理センター建設機械その78工事」に関する工事請負契約を締結したとも発表した。契約金額は11億8580万円で、工事期間は2月13日から26年3月31日までとしている。
■住友電 <5802> 2,259円 (+22円、+1.0%)
住友電気工業 <5802> [東証P]が反発。同社は7日の取引終了後、子会社が保有する海外上場投資有価証券1銘柄の一部を売却し、売却益として約630億円を計上する見込みとなったと発表。これが株価を下支えする要因となったようだ。資産効率の向上とキャッシュ・フローの改善を図るため6日に売却した。24年3月期の連結業績予想に一部織り込んでいるという。同社は他の要因も含め、業績予想に関して修正が必要となった場合は速やかに開示するとしている。
※8日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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