東京株式(前引け)=小幅反落、朝高後利益確定売りに値を消す
きょう前場の東京株式市場は、前週末の米株高などを引き継いで高く始まったものの、短期的な過熱感が意識されるなか、前場後半から急速に値を消し日経平均はマイナス転換して着地した。ただ押し目にはすかさず買いが入り、下げ幅も限定的。前場安く引けた場合には、後場寄りにこれまで10月相場で封印されていた日銀のETF買いが入る可能性があるため、積極的に利益確定を急ぐ動きもみられない。鉱業や石油株などが高く、機械株も堅調だった。一方で鉄鋼株などが軟調。
個別では売買代金トップの任天堂<7974.T>が売りに押され、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>も軟調。新日鉄住金<5401.T>も安い。宮越ホールディングス<6620.T>、双信電機<6938.T>が大きく下げ、トプコン<7732.T>も安い。半面、ソフトバンクグループ<9984.T>が堅調、ファナック<6954.T>もしっかり。コマツ<6301.T>も買い優勢。大阪工機<3173.T>、幸楽苑ホールディングス<7554.T>などが一時ストップ高。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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