決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ＭＣＪ、Ｔワークス、ＵＥＸ (11月2日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の11月1日から2日の決算発表を経て5日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ＧＭＯテック <6026>
　18年12月期の連結経常損益を従来予想の1億1000万円の黒字→1億0600万円の赤字(前期は1億0300万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

▲No.2　カネヨウ <3209>
　19年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比77.8％減の600万円に大きく落ち込み、通期計画の2億3000万円に対する進捗率は2.6％にとどまり、5年平均の26.5％も下回った。

▲No.4　ヤマウ <5284>
　19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は5.1億円の赤字(前年同期は4.3億円の赤字)に赤字幅が拡大し、従来の4.4億円の赤字予想からも赤字幅を拡大して着地。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6026> ＧＭＯテック 　東Ｍ　　 -8.22 　 11/ 2　　　3Q　　　　赤転
<3209> カネヨウ 　　　東２　　 -7.43 　 11/ 2　　上期　　　-77.78
<6670> ＭＣＪ 　　　　東２　　 -5.65 　 11/ 2　　上期　　　 27.68
<5284> ヤマウ 　　　　ＪＱ　　 -5.45 　 11/ 2　　上期　　　　赤拡
<7813> プラッツ 　　　東Ｍ　　 -5.37 　 11/ 2　　　1Q　　　-50.60

<1730> 麻生フオーム 　ＪＱ　　 -3.72 　 11/ 2　　上期　　　　赤拡
<3997> Ｔワークス 　　ＪＱ　　 -3.43 　 11/ 2　　　3Q　　　122.92
<9441> ベルパーク 　　ＪＱ　　 -2.93 　 11/ 2　　　3Q　　　 24.55
<5903> ＳＨＩＮＰＯ 　ＪＱ　　 -2.05 　 11/ 2　　　1Q　　　 -3.60
<2406> アルテＨＤ 　　ＪＱ　　 -1.31 　 11/ 2　　　3Q　　　 -8.76

<3125> 内外綿 　　　　東２　　 -1.20 　 11/ 2　　上期　　　 47.06
<2814> 佐藤食品 　　　ＪＱ　　 -0.94 　 11/ 2　　上期　　　　1.83
<3750> フラクタル 　　東２　　 -0.91 　 11/ 2　　上期　　　　黒転
<2405> ＦＵＪＩＫＯ 　東２　　 -0.69 　 11/ 2　　　1Q　　　 -2.82
<9888> ＵＥＸ 　　　　ＪＱ　　 -0.59 　 11/ 2　　上期　　　 19.23

<3695> ＧＭＯ－Ｒ 　　東Ｍ　　 -0.49 　 11/ 2　　　3Q　　　-67.56
<5446> 北越メ 　　　　東２　　 -0.42 　 11/ 2　　上期　　　 64.29
<6180> ＧＭＯメディ 　東Ｍ　　 -0.30 　 11/ 2　　　3Q　　　-17.35
<9878> セキド 　　　　東２　　 -0.15 　 11/ 2　　上期　　　　赤拡

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした5日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース