大幅続伸。前日に8月の月次動向を発表、既存店売上高は前年同月比16.0%増となっている。客数が同7.1%増加したほか、客単価も同8.3%上昇した。経済活動の正常化に伴って、地方の観光地や都心部の人出が増加したことなどが背景、これで、上半期の既存店売上高は前年同期比8.1%増となり、会社側の計画である同0.1%増を大きく上振れたようだ。業績上振れを期待する動きが優勢に。
日本ハウスHD<1873>:450円(+36円)
大幅反発。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は5.4億円で前年同期比3.4倍となっている。5-7月期は11.2億円で同26.9%増と、順調な拡大が続く形に。受注残の順調な消化によって主力の住宅事業が伸長したほか、ホテル事業の赤字幅も縮小へ。据え置きの通期予想41億円、前期比51.5%増に対する進捗率は低いものの、積雪の影響などによる季節性が強いことから、第3四半期までの大幅増益決算をストレートに評価へ。
トーホー<8142>:1459円(+119円)
大幅反発。前日に業績予想の上方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の4億円から12億円に、通期では12億円から21億円にそれぞれ上方修正。第1四半期決算実に続いての大幅な上方修正となっている。業務用食品卸売事業を中心に、想定を上回る業況の改善が進んでいるようだ。業績上振れに伴って年間配当金も従来計画の10円から20円にまで引き上げ、前期比では15円の増配となる。
ユニチカ<3103>:262円(+21円)
大幅反発。前日に日経平均の定期銘柄入れ替えが発表され、マルハニチロ、沖電気とともに除外銘柄に選定されている。9月30日終値基準で除外となり、262万株、売買インパクトで約4.2日分の売り需要発生が試算されている。ただ、除外候補銘柄として織り込みが進んでいたこともあり、本日は悪材料出尽くし感からの買い戻しが先行しているようだ。他の2社も同様に買いが先行。また、除外候補の一つであった東邦亜鉛も強い動きに。
HOYA<7741>:14475円(+385円)
大幅続伸。前日に日経平均の定期入れ替えが発表されており、日本電産、SMCとともに新規採用銘柄となった。9月30日終値ベースで日経平均に採用され、約11.8日分の売買インパクトが発生すると一部では推定されている。採用期待は一部であったものの、他の2社と比較すると期待値は低かったため、ポジティブな反応が相対的に強まる状況となっているようだ。一方、より期待の高かったOLCは新規採用から外れ、失望売りが優勢に。
デコルテHD<7372>:1062円(+49円)
大幅に続伸。8月の全社売上高が前年同月比19.5%増になったと発表している。前月(19.4%増)とほぼ同水準。主力のフォトウエディングサービスの既存店売上高も8.0%増(前月8.2%増)となった。高水準の売上高が投資家から好感されていることに加え、8月22日に直近安値(982円)を付けてから株価が堅調に推移しており、底打ち感が出ていることも買いを後押ししているようだ。
タスキ<2987>:1178円(+36円)
大幅に続伸。東京都千代田区の販売用不動産(IoTレジデンス)の売却すると発表している。延床面積は597.45平方メートル。売却価格は21年9月期売上高91.90億円の10%相当額以上。売却益は21年9月期の経常利益11.12億円及び純利益7.94億円の30%相当額以上を見込んでいる。売上計上は22年9月期の見込みで、業績修正が必要となった場合は速やかに開示するとしている。
バンクオブイノベ<4393>:3190円(-80円)
5日続落。新作大型RPG「メメントモリ」について、事前登録数が合計80万人を突破したと発表している。メメントモリは、過酷な過去や運命を背負う少女たちが登場するゲーム。バンク・オブ・イノベーションは、同ゲームで月額課金高5億円以上の規模を最低1年以上推移(年間60億円)させることを目指している。前日までの続落で値頃感があることも買い意欲を刺激しているようだ。 <ST>
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