「外食」が20位にランクイン、外食売上高は31カ月連続前年上回る<注目テーマ>
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1 円高メリット
2 半導体
3 人工知能
4 サイバーセキュリティ
5 バイオテクノロジー関連
6 半導体製造装置
7 防衛
8 JPX日経400
9 TOPIXコア30
10 インバウンド
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「外食」が20位にランクインしている。
日本フードサービス協会(東京都港区)が25日に6月度の外食売上高を発表したことが同テーマへの関心を高めるのに一役かったようだ。全店ベースの売上高は前年同月比12.4%増と31カ月連続で前年実績を上回った。前年より土曜日、日曜日がそれぞれ1日多く、また梅雨前線の停滞で全国的に梅雨入りが遅く、雨天日が少なかったことで街の人出が増えたことが寄与した。また、訪日外国人客の需要も変わらず堅調だった。
特に好調だったのはファストフード(FF)とファミリーレストラン(FR)の2業態だ。FF業態は夜間メニューの充実、ランチメニューの値下げなどが節約志向を高める消費者に受け入れられたほか、「父の日」に向けたキャンペーンも奏功し同11.9%増と伸長。一方のFR業態も「父の日」をはじめ週末の客数増に接客要員などを増やして対応したことが奏功したほか、「和風」分野で食べ放題キャンペーンや訪日外客に人気のメニューが貢献し同14.7%増となった。
好調に見える外食業界だが、同協会によると、終わりの見えない物価高騰のなかで値頃感のある商品へ移行する消費者が増え、実質消費支出は減少傾向にあるとしている。引き続き月次動向などに注目する必要がありそうだ。
この日の関連銘柄の動きは、目立った動きは少ないながら、物語コーポレーション<3097.T>、FOOD & LIFE COMPANIES<3563.T>、カッパ・クリエイト<7421.T>などが高い。フライングガーデン<3317.T>、イートアンドホールディングス<2882.T>などもしっかり。
出所:MINKABU PRESS
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