―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の12月24日から25日の決算発表を経て28日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 KTK <3035>
21年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比4.3%増の1.4億円に伸び、9-2月期(上期)計画の1.2億円に対する進捗率が113.4%とすでに上回り、さらに5年平均の51.5%も超えた。
★No.2 象印 <7965>
20年11月期の連結経常利益は前の期比2.6%減の57.2億円になったが、従来予想の47億円を上回って着地。
★No.4 ハローズ <2742>
21年2月期の連結経常利益を従来予想の67億円→70.2億円(前期は53.1億円)に4.8%上方修正し、増益率が26.1%増→32.2%増に拡大し、従来の8期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<3035> KTK JQ +5.19 12/25 1Q 4.35
<7965> 象印 東1 +4.92 12/25 本決算 1.31
<8233> 高島屋 東1 +1.78 12/25 3Q 赤転
<2742> ハローズ 東1 +0.28 12/25 3Q 51.23
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした28日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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