ハブ、前期経常は10％減益で着地・12-2月期(4Q)経常は51％減益、今期業績は非開示

　ハブ <3030> が4月14日大引け後(17:00)に決算を発表。20年2月期の経常利益(非連結)は前の期比9.8％減の7.1億円に減り、従来予想の9.4億円を下回り、増益予想から一転して減益で着地。なお、21年2月期の業績見通しは開示しなかった。

　同時に、前期の年間配当を16円→7円(前の期は14円)に減額し、今期の年間配当は未定とした。

　直近3ヵ月の実績である12-2月期(4Q)の経常利益は前年同期比51.2％減の1.2億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の8.7％→4.5％に大幅悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、株主の皆様への還元を重要課題として認識し、配当原資確保のための収益力を強化し、内部留保資金を確保しつつ、配当性向30％を目安とする業績に連動した配当を行うことを基本方針としております。　しかしながら、昨今の新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が経済に与える影響は大きく、今後も当社を取り巻く経営環境は厳しい状況が続くものと想定されます。本来であれば配当性向30％を目安に株主の皆様に還元すべきところでございますが、現時点においては、手元資金を確保しておくことで不測の事態が生じた場合の経営と雇用の安定化に備えることが株主共通の価値につながるものと考え、2020年２月期の１株当たりの年間配当金は７円とさせていただきます。　株主の皆様には深くお詫び申し上げますとともに、今後も安定的な配当の実現に向け努めてまいりますので、引き続きご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。