東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1000を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、石油石炭、非鉄金属、電気機器、銀行など29業種が上昇。一方、電気ガス、陸運、海運、倉庫運輸の4業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>が堅調だった半面、NTTデータ<9613>、キッコーマン<2801>、セコム<9735>、ZOZO<3092>が軟化した。
前日の米国市場は、新規失業保険申請件数が市場予想を大幅に下回ったことで、大幅利下げが開始されるなかで米景気のソフトランディングに向かうとの期待が高まり、主要株価指数は上昇。SOX指数が4%超の大幅高となったことから、東京市場でも半導体関連などハイテク株を中心に値を上げる銘柄が目立ち、日経平均の上げ幅は一時800円を超える場面があった。日銀の金融政策決定会合では政策金利の据え置きが決まり、円相場が円高に振れたことが重荷になる場面もみられたが、それほど下へのバイアスは強まらなかった。
来週は週末に自民党総裁選を控えているだけに、報道に左右される展開が想定される。現状では、石破茂元幹事長が高市早苗経済安全保障担当相に絞られつつあるようだ。石破氏が勝利した場合には株安・円高、高市氏が勝利した場合は株高・円安になるとの見立てが多く、アベノミクス路線を踏襲するのか、それとも決別するのかが最大の争点になりそうだ。
<CS>
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